ベスト引越サービスの評判・口コミ~中小ながらオリコンランキング9位!その実態は?

ベスト引越サービスのイメージ

ベスト引越サービスは昭和63年に創業し、平成5年8月に設立された中小引越し業者です。まだ歴史の浅い引越し業者でありながら、2018年オリコン引越しランキングでは、総合9位と大健闘しています。結論としては、その順位に値する引越し業者と評価することができます。

なお、引越しをするにあたって引越し業者を選ぶ際に、オリコンランキングの評価を参考にする人は多いでしょうが、それだけで業者を決めるのはナンセンスです。今回はベスト引越サービスについて、その実態と利用者の口コミを調査しまとめました。

ベスト引越サービスと他社との比較・特徴

①ベスト引越サービスには保険会社の提供する家財保険がある

ベスト引越サービスは顧客の家財保証を自社でおこなうのではなく、「ニッセイ同和損害保険」の用意した運送保険を用いています。

引越し業者の家財保証について、保険会社を利用しているメリットは引越し業者が家財保証から逃げず、保証期間も明確であるということです。家財の保証を自社でおこなう場合、引越し業者としてはできるだけ物損に対する損害賠償は払いたくないですから、どうにか切り抜けようとします。

しかし、保険会社の保険がある場合は、物損が起きても保証は保険会社がおこなってくれるわけですし、保険会社によっては保証に対する調査も保険会社がやってくれたりするので、引越し業者としてもある意味楽です。

さらに、自社で保証をおこなっている場合は、保証期間が不透明である場合も多いのですが、保険会社の保険ならしっかりと「引越し後〇日まで」と決まりがあるので、顧客側も分かりやすく家財の紛失・物損回りのトラブルが激減します。

またニッセイ同和損害保険の運送保険をベスト引越サービスが用意できるということは、ニッセイ同和損害保険が「ベスト引越しサービスは家財の紛失・物損が少ない」と評価していることにもなります。

そのため、数多の中小引越し業者の中で言えばベスト引越サービスは信頼のおける引越し業者と言えます。ただし引越し業者の家財保険は、保険会社の保険ということもあり加入するのは有料で、自分で保険に加入するか否かを選ばなければいけません。自分で保険に入らないという選択もできるということなのですが、引越し作業は何が起きるか分からないため、基本的には保険に入っておいた方がよいでしょう。

②ベスト引越サービスは全国に6店舗しかない

ベスト引越サービスは支社が全国に6店舗しかないため、長距離引越しに利用するのにはあまり適さない引越し業者です。

ベスト引越サービス自身も「福岡から東京までの引越しなら」とエリアを絞って売り込んではいるのですが、東京→福岡間にある中国・四国地方や東海・北陸地方など、ベスト引越サービスがない都市はたくさんあるため、ベスト引越サービスが際立って長距離引越しに強いというわけではありません。

ただし、ベスト引越サービスは元々大阪発祥の会社であるため、大阪発着の引越しについて一定以上のノウハウを養えています。しかし、大手引越し業者のサカイやアートなど、大阪発祥の引越し業者は結構多いので、大阪発着の引越しであったとしてもベスト引越サービス一択というわけにはいかないでしょう。

ベスト引越サービスで見積もりを取る際の注意点

ベスト引越サービスは、運送保険が付帯するなど大手にも無いサービスがあるため見積もり自体は取った方がよいと言えるのですが、以下のような注意点もあります。ただ下記の注意点はベスト引越サービスだけでなく、中小引越し業者とも見積もりでよくあることです。

①ベスト引越サービスの営業マンがウォーターサーバーの営業をしてきたら要注意

ベスト引越サービスの営業マンは、「さくらウォーター」という会社のウォーターサーバーをよく勧めてくるのですが、紹介時に「当社で契約した場合は無料でウォーターサーバーが貸し出せます!」と言ってきても信用してはいけません。

さくらウォーターはベスト引越サービスから申し込みをしなくてもウォーターサーバー本体は無料で貸し出しをしていますし、私がベスト引越サービスに確かめたところ、ベスト引越サービス経由でさくらウォーターと契約してもさくらウォーターからの特典はないとのことでした。

もちろん、「ウォーターサーバーを契約するからもう少し値引きをしてくれ」などの値引き交渉には使えますし、ウォーターサーバーの利用を検討していた人からすれば引越しの契約と同時にウォーターサーバーも契約できるので一石二鳥であるとは言えるのですが、特にウォーターサーバーが欲しいわけでもないのにアンケートなどに答えてしまうと、後から様々な企業から営業電話がかかってくることになります。

②ベスト引越サービスの営業マンは新居までの距離を値引き材料に使う

ベスト引越サービスは、現住所から新居までの距離が20km以内であると大幅に値引きをするということを、会社を上げて宣伝しています。

しかし、引越し業者が値引き交渉の前から用意している値引きプランというのは、実は「値引きパフォーマンス」に利用することが多いため、ほとんど参考になりません。つまり、元値を高く設定し、最初から値引きすることが確定していれば、

のぼる店員
現住所から新居まで20km超えると20万円なんですけど、今回は20km圏内なので半額の10万円にしちゃいます!

などと大幅な値引きをしても怪しく見えないようにカモフラージュすることができるのです。大幅な値引きを見せてもらうと得をした気分になりますが、実際はまだまだ値引きの余地があったり、元値がそもそも高かったりするので、料金で引越し業者を選ぶなら、いくら値引きをしてもらったかではなくいくらになったかで選ぶようにしましょう。

もちろん、現住所から新居までの距離による値引きで、ベスト引越サービスの見積もり金額が他の引越し業者よりも安くなることもあるので、その際は他の材料で値引き交渉をするべきであると言えるでしょう。

ベスト引越サービスの「家財保険」に注目!大手と比較し吟味すべし

ベスト引越サービスについては以下のようにまとめることができます。

  • 引越し業者では珍しい保険会社の家財保証がある
  • 支社は少ないため長距離引越しには向いていない
  • ウォーターサーバーの営業をされることがあるが慎重に
  • 現住所から新居までの距離によって値引き交渉ができる

引越し業者に引越しを任せるにあたって、家財の保証がしっかりしているというのはとても大きなメリットです。現住所から新居まで家財を持っていく「引越し」という作業は、正直なところ大手に任せても中小に任せても大した差が出ることはありません。

大手引越し業者と中小引越し業者での最大の違いは安心や保証の面であり、そこをしっかり抑えているベスト引越サービスは、大手引越し業者と肩を並べる引越し業者と評価することができます。

もちろん、保険があるからと言ってベスト引越サービス一択で良いというものでもありません。引越し業者の中には、保険会社の保険がなくてもしっかり保証をしてくれる引越し業者はいっぱいありますし、距離による値引きがあるからとはいえ、ベスト引越サービスよりも安い引越し業者だって出てくるかもしれません。

引越しは「サービス業」であるため、見積もりを取るまで料金相場を知ることができません。それに、オリコンランキング内でもベスト引越サービスよりもランキングが高い引越し業者は多いわけですから、ベスト引越サービスの見積もりを取るときは、ベスト引越サービスよりもランキングの高い業者の見積もりも何社か取っておいた方がよいでしょう。

引越し業者の相見積もりを取る(引越し侍)