人力引越社は、関東・関西の首都圏や、福岡県で相見積もりを取ると候補に挙がりやすい引越し業者です。人力引越社の強みは関東~中京・関西間の長距離引越し。京都から関東・中京に向けての定期便を週に三回走らせているため、この区間内で長距離引越しを格安でおこなえます。
そのため、人力引越社に長距離引越しを依頼する場合は大体が混載便扱いとなります。
通常の引越し業者に長距離引越しを任せた場合、引越し作業料の他に往復のガソリン代、新居での他支社作業員応援費、高速料金などが上乗せされ、閑散期であったとしても引越し料金は10万円を超えてしまいます。長距離引越しを安くするためには「混載便」が良いのですが、これは人力引越社のように長距離引越しに力を入れていない業者では難点を抱える引越し方法となります。
ここでは、人力引越社がなぜ格安で長距離引越しを請け負えるのか、その他実際に利用した方からの口コミ・評判から分析していきたいと思います。
人力引越社のサービスを大手が真似できない理由
定期便を用意している業者は人力引越社以外にも存在します。しかし、大手引越し業者になればなるほど全国中で定期便ルートを作成しなければいけません。全国で定期便を組むとなると莫大な人件費が発生するため、該当区間の定期便は週一程度になってしまうことが多いです。
人力引越社のような規模の小さい会社であれば、全国間で定期便ルートを組む必要がありません。そのため、限られた区間のみの定期便を厚くすることができるのです。
以上のことから、関東~中京・関西間の長距離引越しについては人力引越社の見積もりを取るべきと言えるでしょう。
人力引越社で引越しする注意点
「人力引越社は女性に優しい」という認識は間違い
人力引越社の公式ホームページでは「人力引越社なら女性一人の引越しも安心」とPRしており、女性単身者に向けた引越しサービスを複数紹介しています。そのサービス内容を一つずつ確認してみたところ、正直言ってその根拠はわかりませんでした。
人力引越社が売りにしている女性専用サービスは、多くの引越し業者が全てのお客様に当然おこなっているサービスです。
他社では有料になることも多い、洗濯機の配管取り付けやテレビの配線工事を無料でおこなっているのは魅力的ですが、無料で工事をするということはトラブル時に保証が受けられないということでもあるため、その注意点を頭に入れておく必要があります。
料金全額返金サービスとは
人力引越社では京都府内・神奈川県内の単身女性引越し限定で、「引越しに満足できなかった場合は引越し料金全額返金」というサービスをおこなっています。しかし、この制度を使って引越し料金を返金してもらうには、かなり骨が折れると私は見ています。
引越し料金を返金してもらうためには「どうして満足しなかったのか、どうすれば満足するのか」ということを細かく人力引越社に説明しなければなりません。そして、その説明をおこなうのは恐らく現場作業員の目の前。引越し作業完了後の「意見調査」と称した管理職からの電話の中で話すことになります。
その質問に「YES」と答えれば間違いなく返金はしてもらえませんし、「NO」と答えれば理由を聞かれ、あなたが「満足した」というまで現場作業員が徹底的に該当箇所を作業するでしょう。つまり、こういった体制を取っているような企業は最初から料金を返金するつもりがないのです。
料金全額返金を狙うのであれば、作業面ではなく「態度が気に食わない」など作業後の対応にクレームを付ける必要があります。
人力引越社では家財保証の確証がない
人力引越社は公式サイトにて「家財は100%保証する」と公表しているのですが、これについては確証がまったくありません。なぜなら、人力引越社には保険会社の「家財保険」など目に見える形のものがないからです。
仮に家財保険がなかったとしても、人力引越社が引越し事業優良認定を受けた業者であれば、日本における最もフェアな引越しのルール「標準引越運送約款」に基づいて保証してもらえます。しかし、人力引越社は有料認定を受けていない独自約款を使用している業者。家財の保証は担当する支社責任者の気分に委ねられます。
もちろん、人力引越社が家財の保証をしてくれる場合もあるとは思いますが、少なくとも「100%」と言い切ってしまうことの方が怖いです。アンティーク家具や高額什器等を運ぶ引越しの場合は人力引越社を利用するべきではありません。
人力引越社と比較するべき引越し業者
大手引越し業者
人力引越社のような中小引越し業者と大手引越し業者を比較すると、サービス・費用の両面において大きく差があることが分かります。サービス面を考えるのであれば大手一択になりますが、料金面においては中小引越し業者の方が優秀です。
中小の見積書を使って大手に値引き交渉すれば、大手の営業マンから大幅な値引きを引き出せるかもしれませんが、すべての大手営業マンが値引きに応じる確証もないため、金額で見るならやはり中小を選ぶことになるでしょう。
ハロー引越センター
東京に本社を構えるハロー引越センターは、引越し料金が安く家電取り付けが無料という人力引越社と似た強みを持つ引越し業者です。
ハロー引越センターの優れている点は、家電取り付けが女性単身限定ではない点です。そのため純粋な使い勝手はハロー引越センターに軍配が上がります。しかし、ハロー引越センターは支社が極端に少ないため、長距離引越しに弱いという欠点もあります。
すべての地域で競走馬に上がることはありませんが、関東圏内の引越しにおいては確実に比較すべき業者です。
ヤマトホームコンビニエンス・日本通運
単身長距離引越しの料金比較をする上で、ヤマトホームコンビニエンスと日本通運の二社は絶対に見積もりを取るべき引越し業者です。この二社は「かご台車」と呼ばれる台車を使った家財積み切りの引越し「単身パック」を使い、全国各地への単身長距離引越しを格安にて提供している大手引越し業者です。
その料金は人力引越社の関東~関西間の引越し料金と比較しても遜色ないレベルで、両社とも大手であるため安心面では人力引越社を上回ります。しかし単身パックは定額制で、かご台車の数が多くなるほど確実に値上がりしていくというデメリットを抱えているるため、値引き交渉ができる人力引越社の方が使い勝手は良いです。
人力引越社の見積もりはメール・電話のみで取れる
人力引越社ではネット・電話の見積もりを推奨している引越し業者です。単身者であれば人力引越社の方から電話・メール見積もりを勧めてきますし、家族引越しでない限りは基本ネット・電話見積もりのみで契約ができてしまいます。
しかし、できると言っても電話・メールのみで引越しの契約をすべきではありません。
人力引越社の公式サイト内では「大幅な変更」がない限り追加料金なしということが記載されています。ここでいう「大幅な変更」は、あなたではなく人力引越社の裁量によります。実際に電話・メール見積もりによって人力引越社を利用した人の口コミの中には、「オペレーターの話と実際の家財量が違うとトラブルになった」という人が数名いました。
電話・メール見積もりでは、これら以外にも様々なトラブルが起きることがあります。訪問見積もりをすればトラブルが起きたとしても大体が営業マン(引越し業者)の責任になるため、万が一トラブルが起きても大した心配ありません。電話・メール見積もりは確かに手軽ですが、訪問見積もりが取れる状況でないなどやむを得ない場合を除いてはおすすめできません。
人力引越社に依頼する前に必ず相見積もりを取る
人力引越社は、関東~関西間の長距離引越しが安い魅力的なメリットを持った引越し業者です。しかし、料金以外の品質・安心面について懸念点が多いため人力引越社一択で良いと言えないのが現状です。
長いことオリコンランキングにもランクインしておらず、TwitterやSNS上の口コミ、実際に利用した方の評判からも「おすすめ」と評価することは難しいでしょう。
はじめまして、ハウスリフォーマー育成学院大阪校の炭田と申します。
ハウスリフォーマー育成学院は一つの職種・技術だけではなく複数の職種・技術を身につけた職人(マルチクラフター)を育てることにより、職人不足の解消、利益の拡大、工期短縮、職人の質の向上を目指し開校いたしました。施設は十分に整えられた環境で、12日間80時間の研修期間に、どなたでもリフォーム多能工としての一定水準の技術が身に付く実戦形式のカリキュラムを確立しています。
習得スキルはクロス張替え、タイルフロア・クッションフロア施工、システムキッチン組立、トイレ・洗面台取付、後付サッシ取付、網戸貼り替え、蝶番調整、接客対応など盛りだくさんです。
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ハウスリフォーマー育成学院 大阪校
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