引越しが安い時期はいつ?一番安い月・旬・曜日・時間帯を元引越し営業マンが解説【2026-2027年】

引越しが安い時期はいつ?

「引越しはいつにすれば一番安くなるの?」という方へ。月だけでなく、旬(上旬・中旬・下旬)・曜日・時間帯まで含めて、元引越し営業マンが最初に結論をお伝えします。

この記事の結論(30秒で読めます)

  • 一番高いのは3月下旬。一番安い時期と比べると約2.6〜3.1倍
  • 安い時期は世帯で違う。単身は8月上旬、2人家族と4人家族は12月上旬、3人家族は9月上旬が最安
  • どの月でも、下旬より上旬〜中旬、土日より平日、午前より午後が安い
  • 時期を選んでも、相見積もりを取らないと安くならない

引越しの時期を決める前に、候補の日で料金を比べてみると、どれくらい差が出るかがはっきりします。

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れな
引越しって、やっぱり値段が大事だよね!安い時期ってあるのかな?
ちはる
3〜4月は高いって聞くわよね。それ以外なら、いつでも同じくらいなのかしら?
のぼる店員
引越し料金はトラックの空き具合で決まります。だから、月よりも「その月の何日か」「何曜日か」「何時からか」のほうが、料金に大きく効くこともあるんですよ。

引越しが安い時期ランキング【世帯別】

引越し侍の利用者アンケートをもとに、1年間を「月×旬」の36の時期に分けて、世帯ごとに安い順に並べました。

順位 単身(荷物少) 2人家族 4人家族
1位 8月上旬
28,300円
12月上旬
58,000円
12月上旬
67,000円
2位 2月上旬・9月上旬・9月中旬
30,000円
1月中旬
59,160円
1月中旬
70,000円
3位 12月中旬
30,120円
9月上旬・9月中旬・11月上旬
60,000円
6月上旬・12月中旬
74,000円
最高 3月下旬
88,000円
3月下旬
150,000円
3月下旬
195,000円

出典:引越し侍「1月〜12月の引越し料金相場」(2026年10月更新)の旬別・世帯別データ。3人家族の最安は9月上旬(60,000円)。

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上位に並ぶのは、ほとんどが上旬か中旬です。逆に、どの世帯でも一番高いのは3月下旬で、最安の時期の約2.6〜3.1倍になります。

なお、月の平均で比べると、最安は単身10月・2人家族1月・3人家族9月・4人家族12月です。単身は「8月上旬」がピンポイントで安い一方、8月の中でも時期による差があるため、月平均では10月が最安になります。

月ごとの平均料金と、各月の狙い目は月別の引越し料金相場【早見表】にまとめています。自分の世帯・月・旬の相場をすぐ知りたい方は引越し見積もりシミュレーションも使ってみてください。

引越し料金は「トラックの空き具合」で決まる

引越し料金の多くを占めるのは、トラックと作業員の費用です。業者はトラックを遊ばせておきたくないので、空いている日は大きく値引きし、混んでいる日は値引きしません。飛行機やホテルの料金と同じ仕組みです。

私が営業をしていたときも、「この時期は引越しが少ないと聞いていたから、高いとは思わなかったよ」とよく言われました。実は、閑散期のほうが人気の日と不人気の日の差がはっきり出ます。繁忙期はどの日も混んでいますが、閑散期は土日や月末だけに予約が集まるからです。

つまり、安く引越すには「安い月」を選ぶだけでなく、その月の中で空いている日を狙うことが大事です。

月より効く!引越し料金が安くなる日の選び方

1. 下旬より「上旬〜中旬」

引越しは、どの月でも下旬に集中します。賃貸の家賃が月単位で発生するので、月末に合わせて引越す人が多いからです。

業者にとって一番困るのは、上旬〜中旬はガラガラで、下旬だけ忙しい状態です。上旬〜中旬は人件費が無駄になり、下旬は残業代がかさみます。私の上司も「下旬の引越しを上旬か中旬に変えてくれるなら、半額まで下げていいぞ」とよく話していました。

日程を決めるときは、1日に決め打ちせず、上旬〜中旬で候補日をいくつか出して、業者に選んでもらうと値引きが通りやすくなります。

2. 土日・祝日より「平日」

土日・祝日は、閑散期でも予約が埋まります。3〜4月の繁忙期は、学生の移動や会社の転勤で平日も混むので差が出にくいのですが、閑散期は平日と土日の差がはっきり出ます。

同じ荷物を同じ場所に運ぶのでも、平日と土日で1万円以上差が出ることもあります。平日に休みが取れるなら、それだけでかなり安くなります。

3. 午前より「午後」、時間を決めない「フリー便」

「午前中に積んで、夕方までに荷ほどきを終えたい」と考える人が多いので、午前の便は人気です。そのため、午後の便や、業者の都合で開始時間が決まる「フリー便」は安くなります。

荷物が多い一戸建ての引越しでも、2日に分ける方法があります。

  • 1日目の午後:ダンボールや、その日の夜に使わない物だけを積み込む(移動はしない)
  • 2日目の午前:残りの家財を積み込んで、新居へ移動する

2日目の作業時間がぐっと短くなるので、業者は空いている午後の枠を使えて、値引きを引き出しやすくなります。

4. 「安い月」の土日は意外と高い

6月や11月は「引越しが安い月」と言われますが、どちらも祝日がない・少ない月です。祝日が少ないと、その分土日に引越しが集中します。私の経験でも、6月と11月の土日は、ほかの月の土日より割高になる傾向がありました。安い月を選ぶなら、平日とセットで考えてください。

なお、大安や仏滅などの「お日柄」は、料金にはあまり影響しません(→お日柄は引越し料金に影響するの?)。

ちはる
つまり、上旬〜中旬の平日の午後にすれば安くなるのね。それなら、どの業者に頼んでも安いのかしら?
のぼる店員
そこが落とし穴です。トラックの空き具合は業者ごとに違うんです。同じ日でも、A社は空いていてB社は満車ということがよくあります。だから、時期を選んだうえで何社か比べるのが一番安くなる方法ですよ。

時期を選ぶだけでは安くならない理由

引越し料金は、それぞれの業者が「今どれだけ忙しいか」で決まります。ところが、各社のトラックの空き具合はどこにも公表されていません。見積もりを取って比べてみないと分からないのです。

1社だけで見積もりを取ると、たまたまその日に忙しい業者に当たれば、安い時期でも高い料金を出されます。さらに、営業マンはほかに業者が来ないと分かると強気になり、値引きもしてくれません。他社の見積書ほど強い値引きの材料はありません。前に使って満足した業者でも、毎回ほかと比べることをおすすめします(→引越しの見積もりを1社だけで取るのはアリ?)。

何社も電話が来るのが心配な方は、やり取りを3社だけにしぼれるサービスもあります(→一括見積もりの電話を減らす4つの方法)。

まとめ:安い時期は「上旬〜中旬・平日・午後」

  • 一番高いのは3月下旬。最安の時期の約2.6〜3.1倍
  • 最安の時期は、単身8月上旬、2人・4人家族12月上旬、3人家族9月上旬
  • どの月でも上旬〜中旬・平日・午後(フリー便)が安い
  • 6月・11月の土日は意外と高い。安い月は平日とセットで
  • トラックの空きは業者ごとに違うので、相見積もりで比べる

候補の日がいくつかあるなら、それぞれの日で見積もりを取ってみてください。実際の金額を並べると、どの日にすべきかすぐに決まります。

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