

引越し業者の営業マンとして働いていた立場から、家族の引越しで料金を安くするための値引きの相談のしかたと、見積もりの前にできることをお伝えします。
この記事の結論(30秒で読めます)
- 家族の引越しは金額が大きく、業者も契約したいので値引きの相談はしやすい
- 一番効くのは2〜3社の見積書を並べて比べること
- その場で決めず、「家族と相談してから決めます」と伝えてよい。キャンセル料は3日前まで無料(標準引越運送約款)
- 見積もりの前に不用品を減らすと、トラックが小さくなり料金が下がりやすい
家族の引越し料金が安いかどうかは、他社と比べると分かります
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家族の引越しは値引きの相談がしやすい
家族の引越しは、単身の引越しに比べて荷物が多く、トラックも作業員も多く必要になるため、1件あたりの金額が大きくなります。営業マンにとっても大きな契約なので、他社に取られないように金額を頑張ってくれることが多いです。
一方で、営業マンは「今日決めてくれればこの金額で」と、その場での契約をすすめてくることもあります。金額に納得できればその場で決めてもかまいませんが、迷ったときは決めなくて大丈夫です。
家族の引越しで値引きしてもらう方法
1. 2〜3社の見積もりを並べて比べる
引越しの料金には定価がなく、同じ日・同じ荷物でも業者によって金額は違います。家族の引越しは金額が大きい分、業者ごとの差も数万円になることがあります。何社かの見積書をそろえて、「他社はこの金額でした」と見せるのが、値引きの相談で一番効く方法です(→引越し料金をさらに安くする裏ワザ)。
比べるときは総額だけでなく、トラックの大きさと台数、作業員の人数、オプションの内容も見ましょう。どこで差が出ているかが分かると、相談がしやすくなります(→引越し料金の内訳とは?)。
2. その場で決めず、家族と相談してから決める
家族の引越しは、家族全員の予定や予算に関わります。見積もりを一人で受けたときは、「家族と相談してから決めます」と伝えて、何社かの見積もりがそろってから決めましょう。営業マンも家族の引越しではよく聞く返事なので、気まずく思う必要はありません。
営業マンによっては、「この金額なら決めてもらえますか」と、その場で値引きした金額を出してくることもあります。そのときは見積書にその金額を書いてもらってから、ほかの業者と比べればOKです。もし勢いで契約してしまっても、標準引越運送約款を使っている業者なら、引越し日の3日前までは解約手数料はかかりません(→引越しのキャンセル料はいつから?)。
なかなか帰ってくれない営業マンへの対応は、こちらでまとめています(→しつこい引越し営業マンを上手く帰らせる方法)。
3. 見積もりの前に不用品を減らす
荷物が減ればトラックが小さくなったり台数が減ったりして、料金が下がりやすくなります。使っていない家具や家電、着なくなった服などは、見積もりの前に処分するか、処分する予定を決めておきましょう。見積もりのときに「これは持っていかない」と伝えれば、その分を除いた金額を出してもらえます。
粗大ごみの回収は、自治体によっては予約から回収まで日数がかかることがあるので、早めに申し込むと安心です。引越し業者に不用品の処分や買取を頼めるかは、こちらを参考にしてください(→不用品の処分・買取は引越し業者に任せられるの?)。
4. 日にちや時期を調整する
家族の引越しは荷物が多く、遅い時間から始めると作業が終わらないため、午後便やフリー便を選べないことがよくあります。そのぶん、日にちで調整するのが効果的です。平日にする、月末を避けて上旬・中旬にする、3〜4月の繁忙期を避ける、といった工夫で安くなることがあります(→引越し料金が休日と平日で違う理由、引越しが安い時期はいつ?)。


【元営業マンが解説】家族の引越しの値引きの相談の進め方
| タイミング | やること |
|---|---|
| 見積もりの前 | 不用品を減らす。持っていかない物を決めておく。引越しの候補日を2〜3日用意する |
| 1社目の見積もり | 金額を見積書に書いてもらう。その場で決めず「家族と相談してから」と伝える |
| 2〜3社目の見積もり | 前の業者の見積書を見せて、「この金額より安くできますか」と相談する |
| 見積書がそろったら | 総額・トラック・人数・オプションを比べ、家族と相談して決める |
| 決めた業者への連絡 | 見積書の金額で契約したいと伝える。ほかの業者には早めに断りの連絡をする |
見積書は、営業マンが帰る前に中身を確認しておくと安心です(→引越しの見積書で見るべき4つの項目)。
まとめ:家族の引越しは「比べて・相談して・減らす」
- 家族の引越しは金額が大きく、値引きの相談がしやすい
- 2〜3社の見積書を並べて比べ、「他社はこの金額でした」と相談する
- その場で決めず「家族と相談してから決めます」と伝えてよい。キャンセル料は3日前まで無料
- 見積もりの前に不用品を減らし、日にちや時期も調整する
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