頼んではいけない引越し営業マンの見極め方|見積もりで聞きたい質問を元引越し営業マンが解説

悪質な引越し営業マンの見極め方・共通点(引越しペディア)

引越しの見積もりに来る営業マンは、会社も人もさまざまです。相見積もりを取っても、必ず「この人なら任せられる」と思える営業マンに出会えるとは限りません。だからこそ大事なのが、任せないほうがいい営業マンを見分けることです。引越し業者の営業マンとして働いていた立場から、見分け方と、見積もりの場で使える質問をお伝えします。

この記事の結論(30秒で読めます)

  • 任せないほうがいいのは、その場で契約を迫る・話を聞かない・自分のプランを押し付ける・質問に答えられない営業マン
  • 共通点は「こちらとやり取りができない」こと。契約のあとも、変更や相談がうまく伝わらないおそれがある
  • 見積もりの場で追加料金の条件・作業員の人数の理由・キャンセル料などを聞くと、見分けやすい
  • 約束したことは見積書に書いてもらう。2〜3社の営業マンと見積書を比べてから決める

営業マンの良し悪しは、何社か会ってみると分かります

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任せないほうがいい引越し営業マン4つのタイプ

1. 理由のない値引きで「今決めて」と迫る

引越し料金には決まった定価がないので、相見積もりの中で値段が下がること自体はふつうのことです。注意したいのは、「今ここで決めてくれるならこの値段」と、その場の契約を強く迫ってくる営業マンです。

日にちを変える、荷物を減らすなど、条件が変わって安くなるのは分かりやすい値引きです。一方で、条件は何も変わらないのに何度も値段が下がる場合は、「最初の金額は何だったのか」を確認しましょう。値引きの大きさに気を取られて1社目で決めてしまうと、ほかの業者と比べたら高かった、ということも起こります。

「ほかの見積もりも見てから決めます」と伝えて、それでも強引に迫ってくるなら、任せるのは考え直したほうが無難です(→しつこい営業マンを帰らせる方法)。

2. こちらの話を聞かない

こちらの希望を聞かずに話を進める営業マンだと、希望と違う内容の見積書ができてしまうことがあります。当日になって「頼んだ作業と違う」と言っても、作業員は見積書のとおりに動くので、その場では直せないこともあります。

また、見積もりのときに話が伝わらない営業マンは、契約したあとの日程や荷物の変更も伝わりにくいおそれがあります。エアコンの取り外しや大型家具の吊り作業など、事前に手配が必要な作業は、伝わっていないと当日にできません。

3. 自分の考えるプランを押し付ける

引越しの知識が豊富な営業マンは頼りになりますが、こちらの希望を聞かずに「自分の考える理想の引越し」を押し付けてくる場合は注意が必要です。

よくある例:作業員の人数
2人でも運べる荷物なのに、3〜4人のプランをすすめられることがあります。人数が多いほど作業は早く、安心感もありますが、そのぶん料金は上がります。人数が多い理由をきちんと説明してもらい、自分で納得して決めることが大切です。

営業マンの意見が正しいことも多いので、聞く価値はあります。ただ、こちらの相談に乗らずにプランを決めてしまうなら、その知識は参考にして、相談に乗ってくれる別の営業マンに任せる選び方もあります。

4. 質問に答えられない

作業の内容や料金について質問しても、答えられない、または答えがあいまいな営業マンにも注意しましょう。見積書がきちんと作れていないと、あとから「ここが抜けていたので追加料金がかかります」と連絡が来ることもあります(→引越し当日に料金を追加された!原因と対処方法)。

ちはる
4つとも、なんだか似ている気がするわね。
のぼる店員
そうなんです。共通しているのは「こちらとやり取りができない」ことです。話が面白いかどうかではなく、質問にきちんと答えて、希望を聞いたうえで提案してくれるかを見てください。

【元営業マンが解説】見積もりの場で聞くと見分けやすい質問

営業マンが信頼できるかは、次のような質問への答え方で見えてきます。きちんとした営業マンなら、すぐに答えてくれるか、分からないことは「確認してご連絡します」と言ってくれるはずです。

聞くこと 確認したいポイント
当日に追加料金がかかるのは、どんなとき? 条件と金額の目安を説明できるか
作業員の人数とトラックの大きさは、なぜこの数? 荷物の量に合わせた理由があるか
キャンセル料はいつからかかる? 約款のルールを説明できるか
荷物が壊れたときの補償は? 連絡先や期限を説明できるか
値引きした理由は? 日にちや条件など、理由を説明できるか

キャンセル料は、国の「標準引越運送約款」では引越し日の3日前までは無料です(→引越しのキャンセル料はいつから?)。荷物の破損は、引越しが終わってから3か月以内に業者へ伝える決まりになっています(→標準引越運送約款とは)。

約束したことは見積書に書いてもらう

口で約束したことでも、見積書に書かれていなければ、あとで「言った・言わない」になりがちです。値引きの金額、もらえるダンボールの枚数、頼んだオプションなど、約束したことは見積書に書いてもらいましょう(→引越しの見積書で見るべき4つの項目)。

2〜3社の営業マンに会って比べる

1社だけだと、その営業マンの説明や金額がふつうなのかどうか分かりません。2〜3社の見積もりを取れば、説明の分かりやすさや提案の中身の違いがはっきりします。良い営業マンの特徴は、こちらの記事でまとめています(→「良い」引越し営業マンの見極め方)。

まとめ:任せる営業マンは「やり取りができるか」で選ぶ

  • その場で契約を迫る・話を聞かない・プランを押し付ける・質問に答えられない営業マンは、任せる前に考え直す
  • 共通点は「こちらとやり取りができない」こと
  • 追加料金の条件や作業員の人数の理由などを聞いて、答え方を見る
  • 約束したことは見積書に書いてもらい、2〜3社を比べてから決める

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