※当サイトにはプロモーションが含まれています。

対策必須!しつこい引越し営業マンを上手く帰らせる方法

しつこい引越し営業マンへの対応
ちはる
引越しの営業マンはとても「しつこい」と聞いて困っています。今回の引越しは私に決定権がなく、夫から「見積もりだけ取っておいて」と言われているので、どの会社でも即決することができません。営業マンにしつこく言い寄られるのが怖くて対策を教えてほしいです。
のぼる店員
引越しの見積もりを取る以上、しつこく営業交渉をかけられることは覚悟しておかなければいけません。しかし、しつこく営業をかけられているということは、顧客側が優勢で見積もりを進められている(安く引越しできる可能性が高い)ということです。ただあまりにしつこい営業マンの場合、今の自分に即決する意思がないことを素直に伝えればうまく帰ってもらえます。

どうして引越しの営業マンはしつこいの?

引越しの営業マンに対するイメージや、一度でも引越しの見積もり経験がある方なら「引越しの営業マンはしつこい!」と感じていることと思います。日本には数多くの引越し業者がありますが、彼らは漏れなくこちらが「契約する」と言うまでしつこく営業をかけてきます。仕事を一生懸命頑張っていると言えば聞こえは良いですが、見積もりを取るこちら側としてはたまったものではありませんよね。

なぜ引越しの営業マンがしつこいのかというと、それは引越し業界の以前からの風習(歴史)がそうさせていると言っても過言ではありません。

今のようにインターネットが家庭に普及していなかった約20~30年前までは、引越し業者に引越しを任せようと思ったらタウンページなどの電話帳を使って連絡すより方法がなかったため、自分の知っている引越し業者にのみ連絡をするしかありませんでした。当時は多くても2~3社の有名引越し業者しか呼ばれることはなかったため、現在に比べれば契約しやすい環境であったと言えるのです。

こうした環境下で営業を過ごして来た方々がが管理職になっているため、「契約は取れて当たり前。契約するまで家出てくるな。」と命令され、どうしても即決してもらえないとしつこくなってしまうのです。

時代の変化【引越しの見積もりを取る=インターネット】

現在では「引越し侍」「SUUMO引越し」など各社一括で見積もりを取得できる引越し見積もりサイトが登場し、「引越し見積もり=インターネットで取るもの」という印象が根強くなりました。相見積もりはかつての2~3社どころではなく、5社、6社と各社値段を競わせることは往々にして行われています。当然、契約を取ることも難しくなります。

さらに、そんな営業を2~3年も続けていると自分の感覚もだんだん麻痺してきてしまいます。つまり、「引越しの営業は断られてからが本番」と耐性ができてきて、客が対策を講じておかないと引越しの営業マンは永遠に家に居座ります。元引越し営業マンである私はお客様に契約してもらうまで、約5時間粘った経験がありますが、現役の引越し営業マンの中には私以上にしつこい営業マンがたくさんいました。

しかしいくら「しつこい」と言っても、相見積もりを取れば引越し料金が安くなることは最早紛れもない事実です(=相見積もりを取らなければ引越しは安くなりません)。その表と裏を理解しつつ、しつこい引越しの営業マンを上手く家から追い払う方法について学んでいきましょう。

しつこい引越し営業マンを上手く家から追い払う口実

しつこい引越しの営業マンを追い払うコツは、こちらが「何をされても即決できない」という意思をしっかり見せることです。曖昧な言葉で断ったり、やんわりと相見積もりを匂わせて帰ってほしい旨を伝えるだけでは、彼らの営業根性に火をつけるだけであり無意味です。

そのため、引越しの営業マンに帰ってほしい旨を伝えるときは、キッパリと言い切れる口実を伝えましょう。

対策①:あらかじめ予定があることを伝えておく

引越し業者1社の見積もりにかける時間を設定せずにだらだらと見積もりを取っていると、引越しの営業マンは「まだ他社は来ないみたいだから限界まで頑張ってみよう!」としつこく迫ってきやすいです。

そのため、引越しの営業マンが見積もりに伺う前にする事前連絡の電話の時点で「今回は〇社相見積もりを取っていて、90分間隔で他社が来るように設定しています。そのため、他社とバッティングしないように60分で見積もりを終了させられるように見積もりを取ってください。」と伝えます。こちらから具体的な時間を営業マンに伝えれば、その時間を盾に詰めることができます。

またこの口実は、見積もり前から「相見積もりを取っている」と伝えているに等しいため、細かく値引きをすることなく「私の後に待っている他社を断ってくれるならこの金額で…」と即決価格を早い段階で出してくれる可能性も高いです。

つまりこの口実は、見積もりに立ち会う人が即決できる・できないに関わらず、引越しの見積もりをするのであれば営業マンに伝えておいた方がよい一言であると言えます。もちろん見積もり後の予定は相見積もりだけではなく、外出する用事があるからなどに変更しても同効果をもたらしてくれます。

対策②:自分に決定権がないことを伝える

これは家族の引越しで、旦那様から見積もりを取るように言われた奥様や、引越し料金を親御さんに出してもらう学生さんであれば特に使いやすい口実であると言えます。引越しの営業マンはこちらが即決を渋れば必ず「なぜ即決できないのか」と質問してきます。

これに対して、仮に決定権が自分にあったとしても「決定権は、私ではなく夫(親御さん)にある。値引きの限界額だけ聞いておくように任された。」などと伝えるようにします。これだけでは、しつこい営業マンなら居座り続けるでしょうが、即決を求められる度に同じ口実を伝え続けていれば、本当に決定権がないのだと諦めて帰ってくれるでしょう。

自分に決定権があるのであれば無理に相見積もりを取る必要はない

引越しの見積もりは、相見積もりを取ることで簡単に値引き交渉を進めることができるというのは事実です。しかし、相見積もりに来た営業マンが気に入った場合などは、無理して相見積もりを取らずに、その営業マンに「〇〇万円にしてくれたらあなたに任せたい」と具体的に希望額を伝えた方が値引き交渉としては成功しやすいですし、引越しの満足度も高くなると思います。

もちろん、そういった良い営業マンに出会うためには複数の引越し業者に見積もりを予約する必要があるため、結果として相見積もりを取ることと変わりはありませんが、5社に見積もりを予約したからといって律義に5社すべての見積もりを受ける必要はないということも覚えておいてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です