リフォームや建て替え、仮住まいへの引越しで「荷物をしばらく預けたい」ときに候補になるのが、全国に物件があるトランクルーム「ハローストレージ」です。この記事では、元引越し営業マンの目線で、ハローストレージの料金・初期費用・契約のルール、引越しの一時保管での上手な使い方をまとめました。
この記事の結論(30秒で読めます)
- ハローストレージは全国に約2,000物件以上。近くで見つけやすいのが最大の強み
- 屋外型(コンテナ)は車を横付けでき、料金も手ごろ。屋内型は空調・セキュリティ設備が充実
- 初期費用は、使用料2か月分前後+管理費+事務手数料(使用料1か月分)+カギ代など。月額の3〜4倍は見ておく
- 契約は1年ごとの自動更新、解約は申し出の翌月末。短期の利用なら解約のタイミングに注意
※この記事の料金・条件は、2026年10月時点のハローストレージ公式サイトと利用規約の情報です。物件ごとに異なる場合があるので、申し込み前に必ず公式サイトで確認してください。


ハローストレージとは?
| 運営会社 | エリアリンク株式会社(東京都千代田区) |
|---|---|
| 規模 | 全国に約2,000物件以上・約98,000室(公式サイトより) |
| タイプ | 屋外型(コンテナ)・屋内型・バイク専用 |
| 申し込み | Webで申し込み可能(審査あり) |
| 支払い | クレジットカード(VISA・Master・JCB・AMEX)または口座振替(1回110円) |
屋外型・屋内型・バイク専用の3タイプがあり、荷物の量や預ける物に合わせて選べます。物件数が多いので、自宅や仮住まいの近くで空きが見つかりやすいのが特徴です。
屋外型・屋内型・バイク専用の違い
| 屋外型 | 屋内型 | バイク専用 | |
|---|---|---|---|
| 形態 | 海上輸送用のコンテナ | 建物内の個室 | BOX型・屋外型・室内型 |
| 車の横付け | ◎ 乗り入れ可能 | 物件による | — |
| 空調 | なし(断熱材ありの物件も) | 空調・セキュリティ設備が充実(共用部のみ空調の物件もある) | — |
| 向いている物 | 家具・家電・タイヤ・アウトドア用品など | 衣類・本・書類・湿気に弱い物 | バイク |
屋外型は、車を横付けしてそのまま荷物を出し入れできるのが便利です。一方で空調がないため、夏の暑さや湿気の影響を受けやすくなります。衣類・布団・紙類・革製品など湿気に弱い物は屋内型を選びましょう。
ハローストレージの料金と初期費用
月額使用料の例
| 物件 | タイプ | 広さ | 月額(税込) |
|---|---|---|---|
| 戸塚品濃町(横浜市戸塚区) | 屋外型 | 1.5〜8帖 | 8,800〜43,000円 |
| 浦和瀬ヶ崎2(さいたま市浦和区) | 屋内型 | 0.4〜8帖 | 3,800〜79,500円 |
※2026年10月時点の公式サイトの表示。料金は物件・広さ・空き状況によって異なります。
初期費用の内訳
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| 使用料 | 当月分(日割り)+翌月分 |
| 管理費 | 2,200円×2か月=4,400円 |
| 事務手数料 | 使用料の1か月分 |
| カギ代 | 屋外型4,400円/屋内型3,080円(物件によってはかからない) |
| セキュリティ登録料 | 1,100円(屋内型のみ) |
| 安心保証パック(任意) | 880円×2か月=1,760円〜 |
※室内清掃料13,200円は、安心保証パックに加入すると0円になります。契約完了後のキャンセルは、1契約あたり5,000円のキャンセル料がかかります。
たとえば月額1万円の屋外型を月初から借りる場合、使用料2か月分(2万円)+管理費4,400円+事務手数料1万円+カギ代4,400円で、初期費用は約3万8,800円が目安です(安心保証パックと清掃料は含まず)。月額の3〜4倍は最初にかかると考えておきましょう。
契約・解約で注意したい4つのルール
- 契約は1年ごとの自動更新:満了の1か月前までに解約を申し出ないと、自動で1年更新されます。
- 解約は申し出の翌月末に終了:電話またはマイページから申請します。たとえば5月10日に申し出ると、終了は6月末です。
- 解約月の日割りはなし:使い終わったら早めに申し出るのが節約のコツです。
- 管理費(月2,200円)は日割りなし:使用料とは別に毎月かかります。
リフォーム中の数か月だけ使う場合でも、「いつ解約を申し出るか」で支払う月数が変わります。戻しの引越しの日が決まったら、すぐに解約の申し出をしておきましょう。
ハローストレージのメリット・注意点
メリット
- 物件数が多く、自宅や仮住まいの近くで見つけやすい
- 屋外型は車を横付けでき、重い荷物の出し入れがラク
- Webで申し込みから鍵の受け取り(暗証番号や交通系ICカードの登録、宅配)まで完結できる
- 0.4帖などの小さい部屋から8帖までサイズが豊富
注意点
- 初期費用が高め:事務手数料(使用料1か月分)・管理費・カギ代がかかる
- 屋外型は空調なし:温度・湿度の変化やカビ・結露による損害は、規約上補償の対象外
- 1年ごとの自動更新・翌月末解約:短期利用は解約のタイミングに注意
- 預けられない物がある:40万円を超える高額品、現金・宝石、飲食物、危険物、動植物など
【元営業マンが解説】引越しの一時保管でハローストレージを使うコツ
① 引越し業者の倉庫と総額で比べる
リフォームや建て替えで家1軒分の家財を預けるなら、引越し業者の保管サービスのほうが総額で安くなることが多いです。一方、保管中に荷物を出し入れしたい、預ける量が部屋の一部だけという場合は、ハローストレージのほうが便利です。引越し業者の見積もりのときに「保管込み」と「トランクルーム利用」の両方の金額を出してもらいましょう。比べ方は荷物の一時保管の比較記事で詳しく解説しています。
② 引越し業者に「屋外型・横付け可」と伝える
引越し業者にトランクルームへの搬入を頼むときは、トラックを横付けできるかどうかで作業時間が大きく変わります。屋外型で車の乗り入れができる物件なら、作業がスムーズで、そのぶん料金も抑えやすくなります。屋内型の場合は、搬入できる時間や業者用のルートを事前に確認しておきましょう。
③ 日本通運で引越すなら提携特典を確認
日本通運(NX)の引越しを利用する人向けに、ハローストレージの初期費用10%OFF(指定物件)または初月の管理費無料の特典が用意されています(申し込み時にキーワードの申告が必要)。日通で引越す方は、日通の特典ページも確認してみてください。
ハローストレージがおすすめな人・向かない人
| おすすめな人 | 向かない人 |
|---|---|
|
・近所にトランクルームを借りたい ・車で荷物を運びたい(屋外型) ・保管中も荷物を出し入れしたい ・半年〜1年以上の保管を考えている |
・段ボール数箱だけ預けたい(→宅配型が安い) ・1〜2か月だけの短期利用 ・家1軒分を預けて出し入れしない(→引越し業者の倉庫) ・湿気に弱い物を屋外型に預けたい |
ハローストレージに関するよくある質問
Q. 申し込みはWebだけで完結しますか?
Webで申し込みができ、情報登録・支払い方法の選択・書類の提出・審査を経て利用開始になります。鍵はメールでの暗証番号の案内や交通系ICカードの登録、または宅配で受け取ります。
Q. 途中で解約できますか?
できます。電話またはマイページから申し出ると、申し出た翌月の末日で終了します。解約月の日割りはありません。
Q. 支払い方法は?
クレジットカード(VISA・Master・JCB・AMEX)か、本人名義の口座からの口座振替(手数料1回110円)です。デビットカード・プリペイドカードは使えません。
Q. 預けた荷物が壊れたら補償はありますか?
任意の「安心保証パック」(月880円〜)があります。ただし規約上、温度・湿度の変化やカビ・結露・漏水などによる損害は補償の対象外です。湿気に弱い物は屋内型を選び、除湿剤を入れるなどの対策をしましょう。
まとめ:ハローストレージは「近くで、出し入れしながら」預けたい人向け
- 全国に約2,000物件以上。自宅や仮住まいの近くで見つけやすい
- 家具・家電は車を横付けできる屋外型、衣類や書類は屋内型
- 初期費用は月額の3〜4倍が目安。1年自動更新・翌月末解約に注意
- 家1軒分を預けるなら、引越し業者の保管サービスとも総額で比べる
まずは、近くのハローストレージの空き状況と料金をチェックしてみてください。
荷物を預ける前後の引越し料金も、あわせて比べておくと安心です。
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