引越し業者はトランクルームへ荷物を運んでくれるの?

引越しの荷物はトランクルームに預けておけば安心?
ちはる
家をリフォームするにあたって、仮住まいに入りきらない家財はトランクルームにしまおうかと考えています。引越し業者の保管サービス(倉庫)とトランクルームへの一時保管に違いはあるのでしょうか?
のぼる店員
引越し業者にトランクルームの中へ家財を入れてもらう場合、トランクルームの営業時間を事前に確認するようにして下さい。一般客と同じルートで搬入してもよいかトランクルームに確認しておくのも必要です。ちなみに、家財の出し入れが必要ない場合は、引越し業者の倉庫を利用した方がお得なことが多いので、どちらが自分のニーズに合うか確かめるようにしましょう。

トランクルームに預けるのが最善とは限らない

リフォーム・建て替えの一時保管場所として、トランクルームや貸し倉庫の利用を考えている方は多いと思います。家財の量が少ないときには非常に便利なトランクルームですが、大量の家財を預ける場合はおすすめできません。

なぜなら、トランクルームで引越しの現場作業員が作業すること自体はできるのですが、トランクルームの構造自体が大人数で立ち入って動けるようにできていないため、非常に時間がかかるからです。

また、トランクルームを使う上での注意点はこれだけではありません。

トランクルームには営業時間がある

トランクルームの利用方法に関する注意点

引越し業者・一般客関係なく、トランクルームの出し入れをおこなう際はトランクルームの営業時間の確認が重要です。

営業時間については、24時間出し入れ自由のトランクルームを借りていればよいのですが、営業時間が設けられている場合は早朝や夜の出し入れができないことが多く、引越し料金を安くするための工夫ができません。

また、搬入するときも営業時間を確認するのは大事ですが、入れた家財を元に戻す引越し(戻り便)の際はさらに重要になります。引越し業者の時間指定は、午前9時以降は承っていないことが多いからです。

トランクルームの出し入れが可能になる時間が9時以降になる場合、引越し業者の到着時間は指定することができないため(最初の現場が遅れる可能性がある)、「〇時には到着できる可能性が高いです。」というあやふやな答えしか返ってこず、午前フリー便か午後便で契約をしなければいけなくなってしまいます。

また、建て替えやリフォームにつき、一戸建の家財の半分以上をトランクルームに預けている場合、午前中から出ないと作業が終わらない可能性が高いため、2日間かけて引越し作業をしなければいけなくなる可能性もあります。

搬入ルートを間違えると修繕費を請求されることも

またトランクルームの搬入ルートは、業者と一般客で異なることがあります。引越し当日にトランクルームの管理会社の指示に従ってもよいのですが、仮に業者用のルートと一般人のルートが離れていた場合、1度引越し作業の準備をしたものをトラックにしまってから移動しなければいけないので、かなりの時間ロスになります。

業者のルートと一般客のルートが分かれている理由は、一般客ルートで過度に台車を使ってほしくないという理由が主であり、台車のせいで床に傷がついた場合は当然修繕費を請求されることもあります。

物を保管する場所とはいえ、ぞんざいに扱わないようにしましょう。

保管料は引越し業者の倉庫に比べて高い

引越し業者の倉庫に家財を一時保管する場合、一括で料金を支払わなければいけないため、トランクルームよりも割高に見えてしまいますが、実はトータル的にはトランクルームを借りた方が高くなることが多いです。

例えば、トランクルーム会社「キュラーズ」で都内6.5畳分のスペース(1区域の中では最大量)を借りた場合、1ヶ月75,900円かかりますが、引越し業者の倉庫なら同じ量のスペースを半額程度で借りることができます。

さらに、建て替えやリフォームにつき、一戸建の家財を半分以上預ける場合は6.5畳ではまず足りなくなるため金額差は歴然です。料金面でトランクルームを借りようと思っている方は、引越し業者へ相談した方がよいと言えるでしょう。

のぼる店員
注意点が多いトランクルームへの家財一時保管ですが、引越し業者ではできないことができることもあるので、一概に悪いとは言えません。

トランクルームで一時保管するメリット

トランクルーム

一見すると使いづらそうなトランクルームへの一時保管ですが、使い勝手の面で見れば引越し業者よりも融通が効きます

一時保管中の出し入れ可能

引越し業者の倉庫へ1度保管してしまうと、防犯対策や倉庫までの距離の遠さから、戻り便まで家財を出すことはできないというデメリットがあります。トランクルームで家財を保管している場合は、トランクルームの管理会社へ連絡さえすれば、家財の出し入れは簡単におこなうことができます。

喪服などの急な用事以外では使わないものを、仮住まいが狭いからと一緒に預けてしまう方は非常に多いのですが、必要になったとしても引越し業者は一切対応してくれないため、非常に不便であると言えます。

引越し業者の倉庫を使う場合は、急用に必要な衣服は手元に残すようにしましょう。

トランクルームは空調設備が整っている

引越し業者が「倉庫には空調がついています」と話す場合、空気の入れ替えしかできない「換気扇がついている」という意味です。そのため、湿度調整や温度管理が必要な家財を保管するのには向いていません。

引越し業者の中には、敷地内に無造作に置かれたコンテナを指して「我が社のトランクルームです。」と胸を張って答える業者もいます。

湿度に弱い家財を一時保管したいと考えている人からすると、引越し業者の倉庫よりも空調や湿度で悩まされることの少ないトランクルームの方がよいと言えるでしょう。

引越しの営業マンが斡旋するトランクルームは一般で契約するより安い

料金面や引越し時の利便性の面を見れば引越し業者の倉庫の方がよく、保管中の利便性や機能性を考えればトランクルームの方がよいと言えるでしょう。

保管する家財や予算によって、引越しの営業マンもどちらを進めるか悩むのですが、営業マンの中には独自のコネでトランクルームの会社と繋がっている人がいて、そういう人たちはこぞってそのトランクルームの利用をすすめてきます。

これだけを見ると「仲介料が発生してるから割高なんでしょ?」と疑われそうですが、実はそうではなく、リピーター割引でトランクルームが安くなるからすすめてきているのです。

引越し業者の見積もりが言い値が通りやすいとはいえ、値引きには限度があり、こちらの予算が上司に通らなかった場合は営業マンもあきらめるしかありません。特に合計の料金が高くなる一時保管込みの引越しならばなおさらです。

そんなときに引越し料金を安くするには、何度も保管案件を紹介しているリピーターとして値引きをしてくれるトランクルームの会社に相談するしかないのです。つまり、引越しの営業マンがトランクルームの会社を斡旋してきたときは、一時保管付きの引越し案件の値引き交渉における最後の一手なのです。

こちらの予算に寄り添うために、引越しに関連する他企業へ相談してくれる営業マンはかなり良い営業マンと言えます。そのような営業マンに出会うには、やはり数社相見積もりを取るしかありません。

一時保管付きの引越しは決して安い買い物ではありませんし、保管中の安全面も重要になります。引越しで損をしないためにも、営業マンとよく話し合うのがよいでしょう。

引越し業者の相見積もりを取る(引越し侍)

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