新婚さんの引越しは「二箇所積み」で安くなる!結婚の初期費用を抑える値引き術

ちはる
結婚や新生活を機に引越し作業をする場合、違う場所から同じ目的地に引越しをしますよね。もしかして、同じ業者を利用すれば値引き交渉ができるのではないでしょうか?
のぼる店員
結論から言うと、「二箇所積み」の値引きは難しい・できないことの方が多いです。引越し当人からすれば値引きしてもらえる条件を満たしているように感じるのですが、二箇所積みは思っている以上に大変な作業になります。

二箇所積みによって値引きできる条件

引越し業者の間では、結婚などで2人の住まいを一箇所にまとめる引越しを、「二箇所積み」と呼びます。二箇所積みをおこなう際、「2人の引越しを同時に行いたい」「引越し業者を一緒にして安く済ませたい」ということが気になるポイントでしょう。

しかし引越し業者にとって二箇所積みはあくまで基本プランと捉えているため「値引き」という概念が薄い傾向にあります。例えば、夫が北海道、妻が沖縄、引越し先が東京、という極端な例であれば、たとえ業者を統一しても値引きできるわけがないというのは容易に判断できます。しかしこれが微妙な距離関係になってくると、お客様も感覚が鈍ってくるため「なぜ値引きできないのか」ということになるのです。

しかし、そもそも引越しは値引きありき、業者の言い値でやる方が損をする世界ですから、絶対に値引きできないというわけではありません。「二箇所積みの値引きが難しい」というのは、二箇所積みをベースとした交渉だと失敗する可能性が高いという意味です。ここでは二箇所積みでも値引き可能な事例とその交渉方法についてまとめていきます。

お互いの目的地が同じ方角の場合は「立ち寄り」をする

引越し先への方向が同じ場合、使用する引越し業者は1社で同じ日に作業、見積もり・契約もどちらか片方のみで構いません。図の例で言うと、妻宅で見積もりを取る際に、

  • 途中で夫宅に立ち寄り、家財を積まなければいけないこと
  • 夫宅の住所
  • 夫宅から持っていく家財の詳細

以上の点を、営業マンに伝える必要があります。引越し料金の内訳で、最も大きいのは運賃です。トラック2台を稼働させ、立ち寄らずに引越しをすれば、作業そのものは早いかもしれませんが、それにかかるトラックの手配、人工が単純に倍になってしまうため割高になるのです。値引きを成功させるためには以上の点を理解し、お互いの休日を合わせるようにしましょう。

なお引越し当日に「あそこにも立ち寄ってほしい!」ということは絶対に禁止です。引越し当日に予期せぬ形で荷物が増えれば、確実に追加料金を取られます。見積もりを取るのは1社・1箇所で構いませんが、立ち寄りの予定と、具体的な荷物の量は前もって伝えておくようにして下さい。

方向が同じでも片方の家が引越し先から遠い場合は日にちをずらす

片方の家が引越し先と50km以上離れていて、もう片方の家が引越し先の近くにある場合は、1日でやるよりも日をまたいで引越しをした方がお得になります

使用する引越し業者は先程と同じく1社であり、伝える内容も変わりませんが、引越し業者に「妻宅の家財を前日午後に積み込み、翌日早朝に夫宅の家財を積んだら安くならない?」と質問するだけです。

引越し先まで50km以上離れているということは、移動だけでもかなりの時間がかかるため、効率が悪くなってしまいます(スケジューリングしづらく結果的に1日分余裕を持って費やさなければならなくなる)。そのため、翌日早朝に移動すれば移動時間がカットできるこの方法であれば、引越し業者は値引きしやすくなるのです。

前日作業も積み込みだけであればどんなに遅くなっても構わない、翌日作業もどんなに早くても構わない、という姿勢を示せば引越し業者も動きやすくなるという仕組みです。

引越しの営業マンなら、こちらから相談しなくてもこの方法をおすすめしてくるはずですが、その場合だと値引き対象としないことが多いです。そのため、先手を打ってこちらから相談してしまいましょう。

のぼる店員
トラック1台で二箇所積みをおこなった場合、2台使って引越しをするよりも2割程度値引きをすることができるため、積極的に営業マンへ相談していきたいところです。しかし、中には二箇所積みにしないほうがよい場合も存在します。

引越し先がお互いの家の中間点にある場合は値引きできない

引越し先がお互いの家の中間にあり、立ち寄って1台で終わらそうとすると引越し先を通り過ぎてしまうような場合は、二箇所積みを値引き交渉の材料にすることができません。なぜなら、移動距離が無駄に伸びてしまう割にトラックを2台使い更に時間が余計にかかるからです。

二箇所積みのメリットは値段が安くなり、時間も抑えられる点です。メリットが帳消しになってしまうのに、無理に二箇所積みにする必要はありません。

また引越し先に到着するタイミングが被ってしまうと、同じ引越し業者を使っていてもどちらかは待たされる羽目になり、養生の撤去と準備が重なり余計に時間がかかります。午前・午後で引越しのタイミングをずらしましょう。ただこの場合は、同一業者にこだわる必要もないため、通常通り相見積もりを取って、お互いが気に入った引越し業者を使うことができます。

引越し料金が高い日は二箇所積みの値引きがしやすい

繰り返しになりますが、引越し料金の内訳の多くは運賃です。つまり、トラック1台の値段が高ければ高いほど、二箇所積みの値引き効果は高いのです。

土日や休日、繁忙期の場合は、トラックをできるだけ使わないで引越しを取るように上司から指示が下っているため、営業マンはこの類の引越しを何としてでも二箇所積みにさせようとしてきます。

もちろんこちらとしても二箇所積みにすれば楽なことが多いので、そのまま営業トークに乗ってもよいのですが、あえて2台でやりたいフリをしましょう

そもそも引越し料金の算出はとても曖昧です。トラックの空き状況や支社全体のその日の売り上げによっては、10万円かかるといわれた引越しでも半額の5万円で契約できることもあります。

その5万円の値引きを引き出すため、「二箇所積みはあまりやりたくない」という意思を見せながら、「それでは少し値引きをしますので…」という言葉を営業マンから引き出すようにしましょう。

引越し業者の相見積もりを取る(引越し侍)

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