しかし、上旬から中旬にかけて引越し料金は大して高くありません。
2025年2月は上旬・中旬のうちに引越し!繁忙期はすぐそこ
「引越しは3月から繁忙期が始まる」ということはあまりにも有名であるため、
2月のうちに引越ししてしまおうと考えている人は多いでしょう。
実は引越し業者にとって2月の引越しは重要視されています。
なぜなら、3~4月の繁忙期の間に使う資材の購入費は、2月の売り上げから支払いをおこなうため、2月の売り上げが多ければ多いほど資材を貯め込むことができ、繁忙期の売り上げをそのまま残せることができます。
つまり、2月の成績が繁忙期を成功させられるか否かに関わっているのです。
そうは言っても2月は他月に比べて3日も少ないので、本来のやり方で行けば売り上げを伸ばしにくいと言えます。
また、2月は下旬だけで見たら3月上旬よりも忙しいので、引越し業者の2月は他月に比べて上旬~中旬と下旬の差がハッキリと分かれます。
2025年2月上旬~中旬の引越し料金事情
まず、2月上旬~中旬にかけては薄利多売の傾向が強く、
1件の引越し金額を高く取るよりも件数を増やすことに注視しています。
つまり、普段以上に値引き交渉は通りやすいと言えます。
また、2月の国民の休日は、11日の「建国記念の日」だけなので、土日に引越しが集中しやすく平日は特にねらい目です。
2月から繁忙期であることは事実ですがそれは下旬だけですので、騙されないように相見積もりなどで揺さぶりをかけていきましょう。
2025年2月下旬の引越し料金事情
2月下旬は正直言って3月上旬よりも忙しいです。
なぜなら、3~4月の繁忙期料金を見て「引越しにこの料金は高すぎる!」と驚いた人が、こぞって2月下旬に引越しをずらそうとするからです。
その結果、2月下旬の方が3月上旬よりも引越し料金が高くなる可能性が高まります。
そして、この頃から営業マンの態度が一変します。
普段は俗に言う「お願い営業」をしている営業マンでも、繁忙期の時期だけは「この料金で出来なければ他を当たってください」と強気の営業をしてきます。
理由としては、営業マンが強気なのではなく、引越し料金の下限を決めている上司が「〇〇万円以下なら要らない」と値引きすることを許してくれないからです。
そのため、2月下旬からは普段の見積もりとは違い、相見積もりをちらつかせて値引き交渉をするというよりも、
普段以上に多くの引越し業者から見積もりを取って、
引越し業者ごとの料金を吟味するような見積もりの取り方をしないと引越し料金を安くすることはできません。
2025年2月引越しの見積もりは1月中に取っておくこと
2月上旬なら当然ですが、中旬~下旬に引越し予定であるという方も、見積もりは1月中に取ってしまうことをおすすめします。
繁忙期の見積もりが盛んになる2月に、2月中旬~下旬引越しの見積もりを取ってしまうと、3月上旬よりも高い引越し料金を提示されかねませんし、値引き交渉にも応じてくれなくなる可能性もあります。
しかし、3~4月の見積もりが少ない1月のうちに見積もりを取ってしまえば、日にち変更をおこなう人もまだ少ない状況であると言えるため、値引き交渉の余地が出てきます。
引越し料金については「〇月だから安い・高い」という相場観はあまり当てになりません。
大事なのは「自分の引越し希望日がまだ空いているかどうか」だけであり、見積もりは早く取ればとるほど引越し料金を安くすることができます。
そして、どんな引越し業者でも繁忙期に近づけば近づくだけ、物損事故やトラブルが起きやすくなっていきます。
そういったトラブルから自分たちを守るために、繁忙期に使う引越し業者は料金面に合わせて品質面の吟味も必要になってきます。
そのため、繁忙期の時期は絶対に相見積もりを取るようにしましょう。