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家族引越しの値引き交渉術~自分に決定権がないことを伝えるだけで安くなる

家族引越の値引き方法に関するイラスト
ちはる
単身の引越しに比べれば、家族の引越し料金は当然高くなりますよね。戸建ての購入資金を節約するために、値引きできる方法があれば教えてほしいです。
のぼる店員
家財量が単身よりも多くなる家族の引越し料金は確実に高くなります。そのため営業マンも契約をしたいと一生懸命営業をかけてくるでしょう。しかし値引き方法は基本通りで、ここでも武器となるのは「他社の見積書」です。即決を迫られることは間違いないですから、営業マンの圧に負けずしっかりと相見積もりを取り戦いましょう。

家族引越しは引越しの花形!営業マンは是が非でも契約したい

引越しの営業マンとしては、単身者引越しの見積もりと家族引越しの見積もりではやはり熱量が違います。

引越しの営業マンの給与は売り上げの他にも一件当たりの単価も重視されることが多いため、例えば3万円の引越しを5件決めるのと15万円の引越しを1件決めるのでは後者の方が社内における評価は高くなるのです。

もちろん単身者引越しも大事ですが、引越し業者の売り上げを支えているのは家族引越しであるため、家族引越しの見積もりに来る営業マンは、「何としても即決しよう」といった雰囲気であなたの自宅に上がってきます。

そのような背景から、一見値引きは難しいと思われている家族引越しも、実際は大したことないのです。引越しの営業マンは「即決」を常に会社から求められているので、売れっ子営業マンでもそれなりに焦ってはいるため、それを逆手にとって営業トークに騙されさえしなければ、引越し料金は勝手に下がっていくものなのです。

家族引越しの料金の値引き・安く抑える方法

大前提として家族引越しの多くは時間プランの変更による値引き交渉ができません

運ぶ家財の量が単身とは異なるため、午後便やフリー便では間に合わないことが多く、午前便を強要されることになるからです。

引越しを二日に分ける方法(一日目午後に積み込み、二日目朝から新居で作業といった二日行程)で値引きすることもできますが、二日行程を顧客側から要求して値引きすることはとても難しいため現実的ではありません。引越し業者の都合でどうしても二日行程にしたい場合に限り値引きできる方法になります。

ここではそれ以外の方法で、家族引越しの料金を値引きする方法を列挙していきます。

①相見積もりを取る

いついかなるときも、引越し料金を安くするには複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」が一番確実で簡単な方法です。さらに、家族引越しは単身者引越しに比べればトラブルが起きやすいため、値引き云々に限らず信頼のおける業者を見つけるためにも相見積もりは必須となります。

見積もりに来た営業マンに「相見積もりを取っているから」と伝えるだけで簡単に値引きしてくれるため、初めての家族引越しでも安心です。

「相見積もりを取られる」ということは、営業マンからすれば「未契約で見積もりが終わる」ことを意味するため、そうならないように「他社を断ってくれるならこのくらいで…」と出し値から大幅に値引きをしてくれるでしょう。

その金額に満足すればそこで契約をしてしまってもいいのですが、その額が適正かどうか少しでも迷った場合は契約を保留にして次の業者を呼んだ方が、今度はその見積書を武器に交渉することができます。

即決価格とは

複数の見積もりを取得し、見積書を並べて最適な業者を選んだとします。その業者に連絡を入れた際「あれは即決価格ですからもうできません。」と意地悪なこと言われることがあります。

その場合、「じゃあいいです。」とスッパリと伝えてしまえば、営業マンも慌てて「上司に相談してみますので待ってください!」と手の平を返してきますので、最終相談の際には絶対名残惜しそうにしてはいけません

②決定権が自分に無いことを伝える

家族引越しの見積もりを自分一人で取らなければならないという人も多いでしょう。特に奥様など女性が引越し見積もりの担当になった場合、「一人で見積もりを取るのが怖い」と考えるかもしれませんが、実はこの状況こそ、家族引越しを大幅に値引きできるチャンスなのです。

もし見積もりの際に「契約の決定権はどなたにありますか?」と聞かれたら、もう半分以上値引きが成功したと言っても過言ではありません。

ちはる
決定権は旦那にあるので即決できません。見積もりを取っておくよう指示されただけなので…。

営業マンからの質問を上手く利用して上記のように伝えれば、すぐさまカネ(引越し料金)の話に入るためスムーズです。

予算を決めていなかったり相見積もりを取りたい場合には「予算は相談していない」と伝え、予算を決めている、本当は自分に決定権がある場合は「〇万だったらいいとか言っていたような…。」などと伝えて、営業マンの出方を見るようにしましょう。

引越し業者によっても対応は違いますが、「この金額で説得してもらえないでしょうか。」と大幅に値引きした金額を提示するか、「決定権がある方と相談してから連絡をください。値引きしますので。」と、そこでは無理な値引きをせずに帰るかのどちらかです。

どちらの営業マンを選ぶかは個人的な感覚になりますが、どちらかと言えば後者の方が理性的な話ができることが多く、トラブルを招きにくい営業マンである傾向にあります。

ちなみに、この値引き交渉は家族引越しの見積もりではよく見る光景であるため、仮に嘘をついたとしても、営業マンらは全く違和感なく、かつ値引き交渉を有利に進められるためおすすめです。

③処分品を事前に捨てる

引越しに際して処分品が出る場合は、引越し業者のトラックを圧迫しないためにも必ず現住所で処分してしまいましょう。

処分品を新居へ持っていくか否かでトラックのサイズはかなり変わるため、それだけで万単位の値引きが可能です。さらに、新居で処分をすることには以下のようなデメリットしかないのでおすすめできません。

  • 無駄なトラックが増える(引越し料金が上がる)
  • 引越し早々に大量の粗大ゴミを捨てれば近所から良い目では見られない
  • 新しい自治体との意思疎通が難しい

引越し業者で処分するという手段もありますが、新居と現住所の距離が遠いと一回トラックのコンテナ内に収容することになるため、新居で捨てるのと変わりはありません。また、引越し業者では特定の家電しか処分できないことも多いので、引越しをする前に粗大ごみなどは絶対に捨てておくようにしましょう。

家族引越しの値引き交渉術まとめ

  1. 営業マンは家族引越しの契約を絶対取りたい(単価が大きい)
  2. 時間プランの変更による値引きができない
  3. 二日行程による値引き交渉が難しい
  4. 相見積もりを取れば大幅に値引きできる
  5. 値引きが目的でなくても家族引越しでは相見積もりを必ず取る(トラブルが多いため)
  6. 契約の決定権が自分にないことを伝えると大幅に値引きできる
  7. 処分品を捨てた状態で見積もりを取ると安くなる

家族引越しにおける値引き方法、及び安心して業者に任せるための方法は以上になります。これを頭に入れておけば、初めての家族引越しであっても、焦らず訪問見積もりの対応が可能になるはずです。

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