同市区町村・隣町に引越しすると引越し料金は安くなるの?

移動距離によって引越し料金が変動するイメージ図
ちはる
同市内での引越しの場合、近場なので当然引越し料金は安くなりますよね?県や市区町村が変わると料金は高くなると聞いたことがあります。
のぼる店員
他県をまたぐというだけで引越し料金が上がることはありません。また、同市内だからといって値段が下がるということもありません。引越し料金は移動距離と家財量から算出しています。移動距離における料金差を大まかに分けると、0~50km、50~100km、100km以上の3つ。距離が近ければ引越し料金を安く済ませられる傾向にあります。

移動距離による引越し料金の違い

引越しの移動距離に伴う値引きのしやすさイメージ

引越し料金の値引き交渉をする際に、新居までの移動距離を値引き材料にする顧客は非常に多いです。そして、同市区町村内、隣町への引越しであることをアピールして交渉してくれる方も多いのですが、例えば日本一大きい市である岐阜県高山市は、端から端までおよそ150km近くあり、単純なその直線距離による引越しであればいくら同県・同市内と言えどもそれを材料とした値引きが難しくなるのは言うまでもありません。

また、営業マンは「距離が近い」というだけでは簡単に値引きをしてくれません。なぜなら、引越し業者に寄せられる引越しの依頼は同市区町村内、隣町への引越しが半数以上を占めているからです。もちろん、距離が近いほうが引越し料金が安いのは事実です。

本来引越し料金に移動距離が考慮されるのはおおよそ50km以上離れた場合であり、50km以内の引越し料金はほぼ同額となります。しかし、距離区分によって値引きを引き出しやすい方法はありますので、今回はそちらをご紹介します。

0~50km圏内における引越しの値引き方法

引越し依頼の過半数は同市区町村内における0~50km圏内の案件です。そのため、単純に「距離が近い」というだけでは引越し料金の差は出ません。しかし、近場の引越しはどんな引越しプランも提案できるため、値引きの引き出しの多さとしては非常に柔軟性が高いと言えます。例えば、1日で終わる家財なら値段の安い午後便を、家財が多い場合は2日行程の引越しなど、選択肢が多い特徴があります。

50~100km圏内では、午前便に比べて値段の安い午後便は手配できなくなってしまいますし、100km以上離れてしまうと2日行程が当たり前になってしまうため値引き対象にはなりません。移動距離が近いということは、こちらが引越し条件を譲歩すればいくらでも引越し料金を安くすることができるのです。

しかし、中には午前便で引越しをしたい、午前中しか引越しができないという方多いでしょう。そんなときは、午後便の料金を聞いてから「午前便でその料金がいい」と伝えてみて下さい。営業マンによって対応は変わりますが、値引きが好きな営業マンであればそのまま上司に相談してくれますし、「そこはお互いの間を取って…」といった対応も引き出すことができます。

50~100km圏内における引越しの値引き方法

50~100km圏内の引越しは、近距離引越しとも長距離引越しとも言えない、最も中途半端で引越し料金の算出が難しい引越しです。50km以上離れてしまうと、午後から始めて1日で終わらせることは不可能だからです。

50~100km離れた引越しの際は作業を2日行程にして、1日目の午後に大半の家財搬出、2日目は生活家具・家電の搬出と新居の引越しとすれば、引越し料金を抑えることができます。

もし1日で済ませたいといった場合は、通常の午前便よりも早く引越し作業を始める「早朝便」を提案してもらうというのも手です。通常8時30分ごろから始まる引越しを、7時~7時30分ごろから始めることで、通常の午前便よりも安値で引越しをできる場合があります。

もちろんすべての引越し業者が用意しているものではないため、相見積もりを取ったすべての引越し業者に相談しなければなりませんが、「午後便に回れない」というリスクを軽減できるため、引越し業者としても早朝便の提案はありがたいのです。

値引き交渉の際は「早朝便」という言葉を使うと営業マンから不審がられてしまうため、「少し早く始めることはできるので、引越し料金を安くしてもらえませんか?」と聞くようにしましょう。また、早朝便で契約した場合は、通常の引越し以上に近隣の迷惑になるため、事前に近所の方々へ挨拶に回っておきましょう。

長距離(100km~)引越しの値引き方法

移動距離が100kmを超える長距離引越しの場合、引越しプランは2通りしかありません。もっと細かくいってしまうと、家財量が家族分の引越しだった場合は1通りしかないため、値引きをするには相見積もりを取るしかありません。

  1. 2日行程で引越しをする
  2. 混載便を利用する

家族分の長距離引越しでは2日行程以外のプランを立てることはできず、引越しプランを変えながら値引きを引き出すことはできません。そのため、「相見積もりを取っているから即決できない」ということを材料に値引き交渉していくしかありません。

進学や就職、単身赴任など、1人で長距離引越しをする場合については、混載便を使って通常料金の半額近くまで引越し料金を安くすることができます。しかし、混載便は引越し条件がかなり厳しくなります。

長距離引越しでなくても相見積もりは必須

今回は移動距離ごとに値引きを引き出しやすい引越しプランについて解説してきましたが、実は引越し料金を安くしたいのであれば、プランを見直す以上に相見積もりを取ることが重要になります。

どんなに顧客側が引越しプランについて譲歩したとしても、1社しか見積もりを取っていないことが営業マンにバレてしまえば、営業マンは一切値引きをしなくなります。引越し料金は定額ではないため、営業マンによって好きにいじることができるというシステム上、他社比較は必須になるというわけです。

どんな引越し業者を選んでも料金以外は同じように見えますが、作業員の教育や使用するトラック、営業マンの質など、相違点は意外と多いため、料金以外にも吟味すべき点はあります。

今回紹介した引越しプランによる値引き交渉は、相見積もりを取っているからといって使えなくなるものではありません。多少面倒にはなりますが、呼んだ引越し業者すべてに、相見積もりと引越しプランを武器に値引き交渉をしていけば、引越し料金をかなり安く抑えることができるようになるでしょう。

引越し業者の相見積もりを取る(引越し侍)

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