引越しの一括見積もりサイトを経由すれば当日でも3社以上は見積もりに来てくれるでしょう。
当日の引越し見積もり依頼の注意点
引越しの見積もりの約半分は当日予約のお客様です。また引越し業者としても当日予約はウエルカムですから気を遣う必要はありません。しかし、事前に見積もり予約をするときにはない注意点も存在します。
時間指定が難しい
引越し見積もりの約半分が当日予約だと言いましたが、どの業者でも常に営業マンがスタンバイしているわけではありません。見積もり予約をしてから営業マンが到着するまで間があることが多い点に注意しましょう。例えば、午前中に見積もり予約の連絡を入れたのに、引越し業者から「夕方の5時ならお伺いできます」と提案されるということは往々にしてあります。
また、土日は事前予約の見積もりがいっぱいになっていることも多いので、当日予約を受け入れてくれない可能性があります。
営業マンが遅刻しやすい
見積もりの予約を管理しているのは営業マン個人ではなく引越し会社であるため、営業マンはいつ当日予約の見積もりが入ってくるのか分かりません。仮に時間を約束していたとしても、事前予約のお客さまの見積もりが長引いてしまえば(特に契約が決まりそうなとき)当然遅刻してしまいます。引越しの見積もりを当日予約する場合は、遅れることを想定しあらかじめ時間に余裕を持って予約するようにしましょう。
引越し業者がバッティングしやすい
引越し一括見積もりサイトを経由して当日予約する場合、複数の引越し業者が同時に家に着いてしまい、同時に見積もりを始める「同席見積もり」が非常に多いです。
事前に見積もりを予約している場合は、予約時に「その時間はほかの業者が来るので、別の時間にしてください。」とこちらが依頼すれば別の時間を提案してくれますが、当日予約の場合は「当社はもうこの時間しか空いていませんので、同席見積もりになってもご容赦ください。」と引越し業者から逆に言われてしまうのです。
同席見積もりのメリットは、複数の見積もりが一気に出るため、その場で決めることが簡単であることなどが挙げられますが、デメリットとしては各営業マンによる喧嘩のようなセールストークをまじまじと見せつけられたり、1社ごとの作業説明が分かりにくくなってしまうことなどが挙げられます。
ただし、同席見積もりにしたくないと思ったとしても、当日予約の場合は拒否できないことが多いので、同席見積もりが嫌だという人はすべての見積もりを当日に取るのではなく、バッティングが起きない引越し業者だけ当日に見積もりを取って、場合によっては別日に残りの業者の見積もりを取るなどといった工夫をするようにしましょう。