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漏水が怖い!洗濯機の水抜きは引越し業者がやってくれるの?

ちはる
洗濯機を引越しで持っていく際に、私たちで何かしておくべきことはありますか?すべて引越し業者でやってもらえるものなら、漏水が怖いので引越し業者にやってもらいたいです。
のぼる店員
洗濯機が水抜きされていない場合は、現場作業員が水抜きをしてくれますが、水抜きの時間だけ作業が遅れてしまいます。水抜きは難しい作業ではないため、自分たちでやっておいた方が早く引越しを済ませられます。

洗濯機を引越し・運搬するときに気を付けること

洗濯機を運ぶ際、洗濯槽の水抜きがされていない状況で運ぶすると、洗濯機の故障だけでなく、搬送中に中の水がこぼれて周りの家財を濡らしてしまう可能性があります。

そのため、洗濯機を運ぶ際には「水抜き」が必須となり、引越しの営業マンからも「洗濯機は水抜きを忘れずにおこなっておいて下さいね。」と説明を受けることがあります。水抜き自体はそれほど難しいものではありませんが、確かに手順を誤ると事故が起こってしまいますし、自分たちでやるのは少し怖いですよね。

洗濯機の水抜きをせずに引越し日を迎えても、当日水が入っていることを確認した作業員が水抜きをおこなってくれますが、以下の点から前日夜に自分で水抜きをしておいた方がよいと言えます。

  • 水抜き分の時間がもったいない(30分程度かかる)
  • 当日に水抜きをすると、十分に水抜きできていない場合が多く家財が濡れてしまう
  • 水抜き作業は全く難しくない

洗濯機の水抜きは、特殊な工具を使わなくても30分程度で終わってしまう作業なので、引越し日の前日の夜にでも済ませてしまいましょう。

洗濯機の水抜きのやり方・手順

最近の洗濯機は、洗い→すすぎ→脱水をボタン1つで操作できる、全自動縦型洗濯機かドラム式洗濯機のどちらかであることが多いです。

この2つは洗濯時に脱水も同時におこなえるため、水が残っているようには見えませんが、本体内部に水が残っていて、その水をできるだけ抜く作業が水抜きです。洗濯機の水抜きは、普段の洗濯機の操作とほぼ変わらないため、簡単に作業をおこなうことができます。

水抜き時に用意しておくもの

  • 洗濯機の取扱説明書
  • ビニール袋
  • タオルや雑巾などの拭くもの

以下では縦型洗濯機を例に手順を紹介していきます。

①洗濯槽の中を空にする

水抜き中は洗濯機が動いている状態のため、洗濯ネットや衣服などはあらかじめ出しておきましょう。

②給水栓を閉める

洗濯機へ水を供給している給水栓を閉めます。次の工程では洗濯機を回す必要があり、給水栓が開いているままだと水を洗濯機へ取り込んでしまうので、水抜きにならないからです。

③洗濯機の電源を入れて「スタート」を押す

給水ホース内の水抜きをおこなうために、約1分ほど洗濯機の電源を入れます。給水栓を閉めたことを確認したら、普段の洗濯と同じように電源を入れて「スタート」を押します。この際に選ぶコースは各メーカーによって変わるため、取扱説明書で確認しておきましょう。

④給水ホースを給水栓から外す

給水ホースの水抜きが終われば、給水栓とつなげておく必要はないため、電源を一度切ってから給水ホースを給水栓から外しておきましょう。給水ホースを外した後も、多少水がこぼれ落ちるときがあるため、写真のように立てかけて置くか、ビニール袋を口のところへ被せるようにしましょう。

⑤洗濯機の水抜きをおこなう

洗濯機と排水ホースに残った水を抜き出します。全自動縦型洗濯機の場合は、再度電源を入れて、「脱水」の1番短いコースを選択し、「スタート」を押します。あまり長い間脱水をかけ続けていると、洗濯機の劣化を招きやすいので気を付けましょう。

ドラム式洗濯機の場合は方法が異なり、洗濯機の下部にある「つまみ」を緩めることで水抜きできることが多いです。メーカーによっては上記の方法で水抜きをおこなわなければならない場合もあるため、「つまみ」が見当たらない場合は取扱説明書を確認しましょう。

洗濯槽の拭きとり

洗濯槽の中に残った水滴を拭きとります。この作業中に、洗濯機自体の拭きとり作業をおこなっておくと、新居にホコリを持っていかずに済むため、ホコリが気になる方は一緒にやってしまいましょう。

気の利いた現場作業員であれば拭きとり作業をおこなってくれますが、共通して行ってくれるとは限らないため、自分でやってしまった方がよいと言えます。

給水ホースや電源コードの取り外し

洗濯機に繋がっているホースや、電源コードの取り外しをおこなっていきます。引越し業者に引越しを任せている場合、これらの作業は現場作業員がやってくれるので、現場作業員に任せましょう。

当日に水抜きした場合は作業が中断になることもある

引越し日当日でも洗濯機の水抜きはできますし、作業員に任せれば自分の手間を省くことができますが、当日に水抜きをする場合の時間のロスは水抜き時間だけではありません

引越しの現場作業員は、できるだけ荷崩れが起きないよう考えながら家財を積み込んでいます。洗濯機や大物の家電は、主に最後に積み込むことが多く、終盤になってから水抜きを始めてしまうとトラックがいつまで経っても出発できないため、非常に時間が無駄になります。

複数人で対応していれば、作業員の作業を誰かが見ていながらもう1人で水抜きをすることもできますが、1人で立ち会っていた場合にはそうもいきません。そのため、営業マンも「事前に」水抜きをやってほしいと言っているのです。

繰り返しになりますが、水抜き作業自体は大して難しくはありません。引越しの時間を無駄にしたくない、早く終わらせて欲しいというときは、あらかじめ洗濯機の水を抜いておきましょう。

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