ディスポーザー標準装備マンションへの引越し~メリット・デメリット

ちはる
引越しを検討しているマンションに「ディスポーザー」が付属しているみたいです。意外と流してはいけないものが多かったり、子供の手の巻き込み事故があったり、気を遣わないといけないことが多いみたいですね。
のぼる店員
一度ディスポーザのある生活を始めたら「それ無しでは生きられない!」と感じている方も多いようです。ただ、ちはるさんが懸念されるようにディスポーザーもデメリットや注意点がいくつかあります。取り外しができるものではないので慎重にお選び下さい。

使って分かったディスポーザーのメリット

「ディスポーザー」とは、シンクの流しにそのまま生ゴミを捨てられる「家電」です。排水口の中に生ゴミを粉砕する機械が入っており、シンクの下にある電源スイッチを入れると粉砕し、配管を通してそのままマンションの浄化槽に流れて行きます。

最新設備のように思えますが、実は欧米で登場し他の家電と同じように日本に1960年代頃広まりました。現状、日本での普及率はさほど高くありませんが、今建設されている分譲マンションにはほぼ全てに備え付けられています。

三角コーナーを置かなくてよい

ディスポーザーは特に「潔癖症」の方におすすめです。キッチンシンクに三角コーナーを置く必要がありませんし、キッチンのヌメリやコバエの被害をうけることも無くなります。

また「三角コーナーが無い」ということは、キッチンシンク自体を広く使えることになります。三角コーナーがあるだけでシンクスペースは制限されます。一回のディスポーザーで処理できる量は限られており流せない生ゴミもありますが、三角コーナーと違って水でビチャビチャ濡れたりしないため、衛生的に保つことができます。

生ゴミが減る・臭いが気にならない

ディスポーザーを使うことによって、生ゴミの量が劇的に減ります。よく料理をする家庭ではもちろん、食べ残しが出たりするときもディスポーザーは活躍します。通常であれば、半日程度で満タンになってしまう三角コーナーもディスポーザーであれば直でマンションの排水処理曹に流れるため生ゴミを「ゴミ」として認識することがなくなります。

また生ゴミは水分を多く含んでいるためゴミとして持ち運ぶのはなかなかに大変なものですが、ディスポーザーを使用することによってその重みが軽減されます。可燃ゴミの多くが生ゴミであり、高級なマンション内を重たい生ゴミ袋を持って歩くことがなくなります。

キッチンシンクから生ゴミ臭が漂うことも無くなり、定期的なメンテナンスは確かに必要ですが(それも半年に1回程度で、異常があれば電話対応もしくはすぐ駆けつけてくれる)ディスポーザーに生ゴミが滞留することもありません。粉砕後はそのカスをディスポーザー内に残さず水で流してくれるため清潔に保つことができます。黒カビや虫が湧く心配もありません。また昔のディスポーザーは卵の殻を流してはいけないものが多かったのですが粉砕可能なディスポーザーも増えています。

戸建てにも設置可能

このディスポーザーは、マンションだけではなく戸建てのキッチンリフォーム時にも取り付け可能です。最近の新築住宅にも標準装備になるところが多くなりました。今ではどのような家庭のキッチンでも簡単に取り付けを行うことができます。ただ、元々ディスポーザーが付帯していないマンションでは、新たに全戸にディスポーザーシステムを導入するのは莫大な修繕工事費を必要としますし、総会決議事項になるため現実的ではありません。

戸建てで設置する際は市に届け出が必要となるケースもあるため事前に確認しておきましょう。

害虫駆除

ディスポーザーを設置することで小バエやゴキブリの発生を抑えてくれます。特に夏場はその恩恵を受けることができます。ゴキブリは湿気環境をよく好むため、水回りやダンボール辺りで確認することが多いと思いますが、特にシンク周りやダストボックスはゴキブリにとって天国のような場所です。生ゴミを出さない、三角コーナーを設置しないことで、ゴキブリの発生を劇的に劇的に減少させることができます。

使って分かったディスポーザーのデメリット

ここからは主にディスポーザーのデメリットについて解説していきます。

音が大きい

ディスポーザーはとても音が大きいです。食べカスや野菜の皮などを粉砕しているので、ミキサーのような音が響き、住戸内が「ドドドドーッ」と振動します。ただ、10~20秒程度ですからそれが導入の足かせになることはないでしょう。

詰まる可能性がある

ご飯粒や、玉ねぎの皮、トウモロコシのひげなど繊維質のものをディスポーザーに入れると、中で絡まって詰まってしまいます。「捨てるために刻む」という作業が必要になり、「刻む」ことが困難なものは捨てることが難しくなります。

また、貝殻などの堅いものは、粉砕しきれずに機械を壊してしまう可能性があるので流すことができません。アボカドなどの大きな種や、固くて大きな芯、髪の毛なども粉砕できません。

もし詰まってしまったら、業者に頼むか、トイレ用のラバーカップ、真空式のパイプクリーナーでシュポシュポすると復旧します。しかし一人が詰まらせてしまった場合、他の部屋の人にも迷惑がかかることもあります。これはマンション等の集合住宅では排水管が一つに集まって下水道につながっているためです。

ディスポーザが無い生活に戻れない

ディスポーザーは一度使ってしまうと通常のシンクには戻れないほどインパクトが強い設備です。これがあると生ゴミはほぼ全てシンクの中で完結しゴミとして袋詰めして捨てる必要がありません。魚の骨はもちろんのこと野菜の切れ端、残り物など片っ端から捨てることができ跡形もなくなります。

この生活に慣れてしまうと、「ディスポーザーが無い生活」に戻ることは困難で、住替え時も「ディスポーザー標準装備」の物件から探す、あるいは戸建てだと自分で業者に依頼して取り付けてもらう必要があります。

コストがかかる

マンションであれば当然「ディスポーザー保守費」として管理費に組み込まれています。その他定期的なメンテナンス費用や、営繕工事・大規模修繕工事などで行う一斉保守点検などで一時金や修繕費の値上げをお願いされることがあります。

戸建てにおいては維持費や建築コストがかかります。マンションのように定期的にメンテナンスが入るわけではないため、戸建ての方が壊れやすい特徴も持ちます。自発的に定期メンテナンスを行う方はほとんどいないため、「何か問題が起きたら」業者に点検をお願いし、大体の方が手遅れで多額の工事費を出費することとなります。

間違えて混入するケースがある

生ゴミに混ざって小さなプラスチックのスプーン等の食器や、水筒のゴム等を誤って粉砕してしまうことがあります。ディスポーザー内に生ゴミがある時は洗い物をしないなど、注意して使用する必要があります。古いタイプのディスポーザーだと、ディスポーザー内部が蓋のないむき出しの状態で稼働するため、誤って手を入れたり危険を伴います。小さい子供やペットを飼っている家庭では注意が必要になります。

のぼる店員
今販売されているマンションや新築住宅ではほぼ全てディスポーザーが標準装備であるため、メリットの方が多いと判断できます。また私自身もディスポーザーが備え付けられたマンションに住んでいますが、デメリットを帳消しにするほどの素晴らしいシステムです。

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