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引越し料金が休日と平日で異なる理由~休日の値引き交渉術も紹介!

平日・休日、午前・午後、引越し料金を安くするにはどの時間や曜日を選べばいいのか表したイメージ図
ちはる
平日と休日では引越し料金にどのくらいの差が出るのでしょうか?見積もりを取った際、「平日にずらしてもらえれば5万円値引きできます!」と言われ驚きました。
のぼる店員
あくまで目安ですが、休日の引越し料金は平日の約1.5倍です。しかし、「休日だから」高いのではなく、平日よりも休日の方が空いている場合は料金が逆転することもあります。さらに、交渉やプラン変更の仕方によっては休日の引越しを平日料金並でおこなうこともできます。

「休日だから高い」ではなく「忙しいから高い」

引越し料金は休日の方が平日よりも高くなる可能性は高いと言えるのですが、実態としてはそうとも言い切れません。なぜなら、引越し料金にはいわゆる「休日割り増し」「休日料金」が上乗せされる仕組みではないからです。

引越し業者は、土日に作業件数が多くなりすぎて、平日がガラガラになってしまうことを嫌います。なぜなら、休日で捌ける引越し件数には限度がありますし、平日がガラガラになってしまうと、現場作業を主とする正社員に無駄な給料を支払っていることになるからです。

そのため、引越し業者では土日に件数が集中してくると、「トラックの空いている平日に変更できる客の料金は休日の半額でいいぞ」などの指令が下ります。つまり、「休日が高い」のではなく「平日の方が値引きしやすい」ということなのです。

平日に引越し料金が高くなってしまうこともある

休日よりも平日の方が作業件数が多くなってしまうということもあります。これは地域さながらの事情であったり、2月や3月といった引越し特有の繁忙期、たまたま引越し業者内で偏りが生まれてしまうなど理由は様々です。平日を選べば100%安く引越しができるとは限りません。

また平日・休日の違い以外にも、引越し料金の変動が起きる条件はいくつかあります。わざわざ平日を選ばずとも引越し料金を安くできることもありますのでそれを紹介します。

休日の引越し料金を安くする・値引きする方法

時間を変更する(午前・午後・フリー便)

引越し作業は、時間指定のできる「午前便」、時間指定ができない代わりにお昼を過ぎてからトラックが到着することを約束される「午後便」、時間指定が一切できない「フリー便」の3つに分類されます。

最も早くトラックが埋まっていくのが午前便であり、料金も3つの中で一番高いです。そこで、時間指定のできない午後便・フリー便のどちらかを選ぶことで、引越し料金を安くすることができます。事実、日にちを変えずに料金を安くする方法として、最初に営業マンから提案されるのも時間帯の変更です。

しかし、どんな引越しでも時間帯を変更できるわけではありません。引越しの時間帯を変更するには、遅い時間から始めても作業が完了できる引越しであることが前提で、家族引越しなどの家財が多い引越しには適用できない場合があります。

目安としては、2トンロングと呼ばれる2.5トン車トラックに積み切ることができる引越しまでが、午後便・フリー便として契約できる引越しです。これ以上にトラックを使用する場合は、他の方法で値引き交渉をするようにしましょう。

日取りを変更する(上旬・中旬・下旬)

引越し料金の需要と供給のバランスをカレンダーで表したイラスト

同じ土日でも、上旬・中旬・下旬で引越し料金は変動します。新居の家賃の発生日の関係上、下旬に引越しをしたいという人はとても多く、作業件数も下旬に集中しがちだからです。料金についても、上旬~中旬の方が下旬よりも安いことの方が多いため、引越し料金を安くしたいなら下旬ではなく上旬や中旬を選ぶようにしましょう。

ただし、月割で家賃を納めているマンションから引越す場合、むやみに下旬から翌月の上旬へ引越し日をずらすと、料金は安くできるものの、現住所で無駄な家賃を支払わなければいけなくなる可能性もあるため、日取りを変えるときは家賃計算も頭に入れておきましょう。

土曜日から日曜日に変更する

休日を引越し日に選ぶ方の大半は、「土曜日に引越しをして日曜日に開梱する」という段取りを組んでいます。つまり、土曜日ではなく日曜日に引越しをするだけでも、万単位で引越し料金は変わることが多いです。

引越し業者によっても条件は変わる

引越し料金を安くできる条件はいくつかありますが、ここまでまとめた内容はすべて「需要と供給」の関係で成り立っていることがわかります。「その日・その時間」で引越しをしたいと思う人が多いか少ないか考えながら値引き交渉すると必ずうまくいくはずです。

もちろんすべての引越し業者に当てはまるかどうかは見積もりを取ってみないと分かりません。引越し業者によってトラックの台数や雇用人数は異なりますし、どの日が混んでいてどの日が空いているかというのも、微妙に変わるからです。ある一社だけが休日ガラガラであるということもあり得ます。それを確かめるには、多くの引越し業者の見積もりを取るしかありません。

繰り返しになりますが、休日だからといって引越し料金が高いとは決して限りません。この条件はあくまで、休日が高かったときの値引き交渉手段として使うようにするとよいでしょう。

トラックの稼働率を調べるには相見積もりしかない

引越し料金はトラックの量で決まる

引越し料金は、各業者が所有しているトラックの稼働率で決まります。「今」どれだけその引越し業者が忙しいのか、トラックが余っているのかによって料金が上下します。

引越しに欠かせないトラックを「会社に残す」ということは、最も引越し業者がやりたくないこと。上の表(例)でいうと、サカイ引越センターがトラックが余っていて(仕事がない)、日通がトラックが足りない(忙しい)状況です。

しかし、トラックの稼働状況はどこにも公表されていないため相見積もりを取って自分で比較・調べる必要があります。一社だけしか見積もりを取らず、仮にトラックが少ない業者を引いてしまうと、思いもよらない料金を請求される可能性があります。

そのため、一度使ったことがある引越し業者で信頼しているとしても毎回見積もりを取得する必要があるのです。

のぼる店員
これはいわゆる「引越しの相場」とは違う話です。一社だけしか見積もりを取っていないことが業者にバレたり、この仕組みを知らないと営業マンに悟られると、引越し料金をボッタクられる可能性があります。

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