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ルームシェアからの引越し(単身引越し)の料金相場と注意点
同居人と気が合わなかった、就職に伴いお互い別々の場所へ引越しをするなど、ルームシェアをしている人が個別で引越しをする理由は様々あると思います。
「ルームシェアからの引越し」と聞くと、なんとなく珍しいケースの引越しだと思うかもしれませんが、最近では都内を中心にルームシェアをしている人が増えてきているため、そこまで珍しい引越しではなく業者も対応に慣れています。
引越し料金については、ほとんどが単身引越し同量の家財量の移動となるために3~5万円程度の相場で計算することができます。
①ルームシェアから引越しすることを営業マン・作業員に必ず伝える
ルームシェアからあなた一人だけ引越しをする場合、その事実は引越しの営業マンに必ず伝えて下さい。ルームシェアから引越しするという話を引越しの営業マンにしない場合、営業マンと作業員のコミュニケーションがうまく行われず、同居人の家財まで新居へ持っていってしまう可能性があります。
引越し日当日に来た現場作業員が親切なら、「この家財はどなたの所持品ですか?」「この家財はあなたの物ですか?トラックに積んでも問題ありませんね?」と聞いてくれますが、中には作業内容の確認以降は無言で作業に勤しむぶっきらぼうな方もいます。
ルームシェアから引越しするならできるだけ見積もり時点で「ルームシェアからの引越し」である旨を営業マンに伝え、部屋から運び出さない家財が存在するということを伝えましょう。
②ルームシェアからの引越しはダンボールに工夫をする
あなたがルームシェアを解消して引越しをするとなれば、同居人も現住所から引越しをするかもしれません。もし、同居人も引越しをするとなった場合は、現住所にダンボールの山が築かれることになります。
もし現住所がダンボールの山に囲まれてしまった場合、引越しの現場作業員はどのダンボールを持っていけばよいのか分からなくなってしまうので、ダンボールの上に印をつけるなどの工夫を施しておいた方がよいでしょう。
これだけを聞くと、「同居人と利用する引越し業者が違うのなら現場作業員は間違えないだろうし、そこまでする必要がないだろう」と思うかもしれません。しかし、引越し作業では他業者のダンボールを運ぶことは日常茶飯事です。
- 現住所に引越した際は別の業者を利用して、引越し以降ダンボールを空けずに置いておいた
- スーパーなどにおいてある中古ダンボールを使った
- 友人が引越し際に余った物をもらった
など、あなたが契約した引越し業者以外のダンボールを持っているかもしれないと引越し業者が思える理由はたくさんあります。
あなたが新居へ持っていくダンボールに印を付けなければ、引越しの現場作業員は一々「このダンボールはあなたの家財ですか?」と聞かなければいけないため、普段以上に引越しに時間がかかります。もしかしたら何も聞かれずに作業を進められ、同居人のダンボールを積み込まれてしまう可能性すらあります。
また、家財を積み込む際はダンボールを一番最初に積んでいきます。つまり、後半になって同居人のダンボールがあなたの家財として積まれていることが分かっても、その場で取り出すことは非常に難しいということです。あなたが引越し業者に運んでもらいたいダンボールには必ず上部に印を付けて、印の付いたダンボールを運んでほしいという旨を現場作業員に伝えるようにしましょう。
なお同居人も同時に引越しをする場合、「離婚の引越し」と似ているため下記記事も併せて御覧ください。
③共有の家電はどちらが持っていくのか見積もり前に決めておく
ルームシェアからの引越しトラブルで意外と多いのが、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電がトラックに積み切らないということです。見積もり時点で大型家財を誰が持っていくか決めていない場合、トラックの手配をする際は、
- 大型家財をすべて入れても入りきる余裕がある大きなトラックを手配する
- 大型家財を運ばないものとして小さなトラックを手配する
のどちらかを選択する必要があります。本来余裕のある大きなトラックを手配した方が安心できるのですが、いざ値段交渉に進むとトラックの大きさによる料金差に驚き、小さなトラックを選択する人が大半となります。
そして、「大型家財を持っていってほしい」と同居人に言われると、小さなトラックで積み切るかどうか怪しくなってくるというわけです。
そのため、ルームシェアから引越しをすると決まった場合は、引越しの営業マンが見積もりに来る前に大型家財をどちらが持っていくかということを話し合う必要があるのです。
④ルームシェアから引越しする際は同居人にも立ち会ってもらう
上の二つの注意点を見て分かる通り、ルームシェアからの引越しでは家財の運び間違いが頻繁に起こります。同居人が立ち会っていない状態で引越し作業をおこなうとほぼ確実にルームシェアの「当事者間」におけるトラブルに発展するでしょう。仮に引越し業者に対してあなたの同居人が家財の保証や引越し状況の説明を求めても、
という対応になります。同居人からあなたに「家財を持(盗)っていってないか?」と聞かれても、あなたには覚えがないわけですから否定するはずです。しかし、現場作業員が勝手にあなたの新居へ同居人の家財を持っていっているわけですから、遠からずあなたは同居人の家財を見つけてしまうことになります。
引越し業者やあなたからこんな説明を受けた後に、あなたから「君の探してた家財がうちの家にあったよ」などと言われたら、同居人の不信感は大きくなるばかりですよね。
こうした事態を防ぐため、あなたがルームシェアから引越しをおこなう際は、同居人も一緒に引越し作業に立ち会うべきだと言えますし、逆に同居人が先にルームシェアから引越しをおこなう際にも、あなたは引越し作業に立ち会うべきと言えるでしょう。
ルームシェアからの引越しは細かい見積書を作れる営業マンと契約!
以上の点から、ルームシェアの引越しについてまとめてみます。
- 同居人の家財も一緒に新居へ持っていかれてしまう場合がある
- 同居人も引越す場合は自分のダンボールに印を付けておく
- 大型家電はどちらが持っていくのが決めておく
- 同居人には引越しに立ち会ってもらった方がトラブルになりにくい
ルームシェア引越しについて言えることは、とにかく同居人の家財を持っていってしまうトラブルが多いということです。自分と同居人の家財を区別しておかないと、引越しだけでなく人間トラブルにも発展しかねません。
その上で、どんな引越し業者と契約すればルームシェアの引越しでトラブルが起きにくいのかというと、ズバリ見積書の備考欄にしっかりと引越し内容を記載してくれる引越し業者です。
引越しの営業マンが現場作業員に引越し内容をバトンタッチするときは、あなたに渡した見積書をそのまま現場作業員に渡すイメージとなります。つまり、あなたの持っている見積書に引越し内容についての記載がない場合、現場作業員は通常の引越しだと思ってあなたの家にくるということです。そうなると、上記のようなトラブルが起きやすくなることは間違いありません。
そのため、ルームシェアからの引越し見積書に関しては、持っていく家財をすべてリストアップするまではいかなくても、
- ルームシェアからの引越しであること
- どの部屋にある家財を運ぶのかということ
- 同居人の引越しが近い場合は運ぶダンボールに注意を払うこと
などの情報は少なくても記載されていた方がよいと言えます。
しかし、実際にこれだけの情報を見積書に記載してくれる引越し営業マンというのはそこまで多くはありません。むしろ、ルームシェアの引越しであっても通常の引越し時にも記載する情報を載せる営業マンばかりです。
ルームシェアの引越しでミスが起こらないように丁寧に現場作業員へバトンタッチしてくれる営業マンから見積もりを取るためには、やはり複数の引越し業者から見積もりを取る他ありません。複数の引越し業者から見積もりを取っていれば、丁寧な見積書を作る営業マンを見つけることができるだけでなく、最終的には引越し料金の値引きにも繋がることになります。
引越し日当日になってあなたと現場作業員が四苦八苦しないようにするためにも、ルームシェアから引越しするなら複数の引越し業者から見積もりを取るようにしましょう。