6月の引越し料金は安い!しかし…
6月の引越し作業件数は他月と比べても少ない傾向にあります。梅雨時期ということで天候が読みにくく、休みも少ないため顧客有利で見積もりを進めやすい特徴があります。
これだけを聞けば「6月に引越ししない手はない!」となるのですが、国民の祝日がない6月は土日休みに件数が集中しやすく、その差が大きい特徴があります。全体的に見れば安いものの、それは平日に限った話であることを覚えておきましょう。
また、引越し料金とは関係はありませんが、6月は引越し作業中急に雨が降ってくることも多いので、家財が濡れないようにダンボール内をビニールで覆うなどの工夫をしておいた方がよいです。
6月上旬の引越し料金事情
6月上旬はどの引越し業者でも作業件数が少ない時期であり、引越し業者としても引越し一件の単価を高く取るというよりも「一件でも多く引越し件数をとること」に専念しています。全体的に作業件数が少ないということは、相見積もりを取ることでの値引き効果が普段以上に増しているということであり、面倒でも複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」をおすすめします。
6月上旬引越しの場合、トラックの空きは割と多いため、引越し一週間前に見積もりを取っても契約自体はできますが、大手引越し業者に任せることが難しくなったり、値引き交渉が難航する可能性もあります。
6月中旬の引越し料金事情
6月中旬は梅雨の影響もあり、年間を通して最も引越し料金を安くしやすい時期と言えます。引越しを安く抑えたいという人は、6月中旬での引越しをおすすめします。
もちろん、営業マンはそのことを顧客には伝えずに見積もりをおこなうことが多いため、わざと料金が安いことを知らないフリをしながら、出し値を提示してきますので注意して下さい。
6月中旬の引越しの見積もりを取るタイミングは、上旬同様、約一ヶ月前程度に取った方がお得になりやすいでしょう。
6月下旬の引越し料金事情
6月に限った話ではありませんが、月の下旬の作業件数は多くなるため、引越し料金も高くなります。場合によっては7月の上旬に引越し日をずらす方がお得である可能性もあります。引越し業者の営業マンに相談しましょう。
6月下旬引越しの見積もりを取るタイミングは、できるだけ早めがよいです。特に祝日がない6月は、最終週の土日が最人気日となっているため、6月に入ってすぐトラックの空きがなくなってしまうことも少なくありません。
引越し業者としても早めの見積もりはウェルカムなので、6月下旬の引越し見積もりは5月中に済ませておいた方がよいと言えるでしょう。