引越しって、すぐ終わってしまうけど、よく思い出すと「その過程」には意外と心に残るシーンがたくさんあります。
まるで“写ルンです”のフィルムのように、あとからじんわりと思い出される、そんな体験。
今回は、私が引越し見積もりを通して感じたリアルな出来事を、いくつか切り取ってご紹介します。
いきなり電話、気持ちの準備ゼロ
見積もりサイトに情報を入力して30秒。スマホが鳴る。
「こんなすぐ来る!?」と軽くパニック。洗濯物を取り込みながら受けた初営業電話は、ある意味記念すべき第一歩でした。
部屋を見られる恥ずかしさ
訪問見積もりの日。
生活感たっぷりの部屋に営業さんが入ってきて、淡々と荷物をチェック。
「これで2トン車ですね」と言われた瞬間、空間が“数字”になる不思議な感覚を覚えました。
料金の差に驚く
同じ条件で見積もったのに、A社とB社で金額が大きく違う。
価格だけでなく、含まれているサービス内容や保証の差も大きいと気づき、単純な安さだけでは選べないと実感。
最後に選んだのは「人」
最終的に決めた業者は、価格でも条件でもなく「人」で選びました。
「何かあれば、僕が直接対応します」と言ってくれた営業さんのひと言が、決め手でした。
見積もりはただの価格比較じゃない
引越しの見積もりって、単に金額を比べる作業ではありません。
部屋を見られる恥ずかしさ、予定の調整、営業さんとの会話…そのすべてが、新生活の始まりを作っていく準備。
だからこそ、「ちょっと面倒だな」と思っても、一社でも多く見て、比較して、話してみるのがおすすめです。
見積もりの中に、自分の「大切にしたいもの」が見えてくることもあります。
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